だいたい、人が失敗するときは、
怒りの感情のコントロールをできず…
ってパターンが多いと思います。
でも、「怒っていい時」
ってあると思うんです。
今回は、その怒っていい時は
どんな時なのか、
一緒に考察していきましょう!
怒りには2種類ある
怒りには2種類あると思っています。
1つ目は
「自分が不当に扱われていることに対する怒り」
これは絶対に爆発させない方がいいです。
落ち着いて、深呼吸しましょう。
で、2つ目は、
「他人が不当に扱われていることに対する怒り」
こっちの怒りは、爆発させないと、
人としてダメになっちゃいます。
「他人の記憶に残るとき」や
「誰かにとって居心地のいい場所」は
こういう怒りから生まれると思うんです。
間違ったことを目にして、
それに怒れないような人と
付き合っちゃダメですよ。
熱くなれる人は愛情深い人
間違ったことを目にして、
それに怒れないような人は
愛がない人です。
だって、
例えば親子で考えてみてください。
自分の子供が学校で誰かをイジメて
いたら絶対に叱りませんか?
もし、その時に子供に反抗されても、
絶対に叱りますよね?
それは自分が嫌われる恐れよりも、
子供に対する愛情が上回っていて、
子供の将来を本当に大切に想うから
真剣に叱るわけです。
でも、友達になったら、
怒れない人がたくさんいる。
それって、本当に友達ですか?
相手が間違ったことをした時に
叱れないような関係は友達でも
何でもない、ただの知り合いです。
一見、「あまり怒らない人」って、
おおらかで温かい人に見えますが
怒りという感情は守りたい何かや
譲れない正義感や倫理観で
湧き出る感情だったりもするわけです。
つまり、
怒りという感情が薄い人は
愛の総量が少ない人
なんだろうなって僕は思います。
もちろん、本当におおらかな
人もいるし、感情のコントロールが、
上手な人もいるけどね。
本当に相手のことを想うからこそ
熱くなる人は、時に、「短気なヤツ」
って見られるかもしれません。
でも、僕は言うべきことを
見て見ぬフリするチキン野郎より
だいぶカッコイイと思います。
叱れない人は自分に自信がない人
「叱れない人は愛がない人」
というお話をしましたが、
もう1つタイプがあって、
友達に叱れない人って、
自分に自信がない人なんです。
自分に自信がないから
思っていることも言えない。
そして、そういう人は、
大体、友達がいません。
いたとしても、広く浅くタイプで、
濃い人間関係はないと思います。
複数でいたとしても
場を丸くおさめるために、
「言わない」って選択をするから
関係が一切、濃くならない。
やたらと、嫌われることを
恐れる人もいますが、
それができないと、大事なものが、
手に入らないと思うんです。
僕はみんなに合わせて何が
正しいのかわからなくなる
くらいなら1人でいいです。
人生に必要不可欠な豊かな人間関係
人は1人で泣けても、
1人で笑うことは難しいですよね。
自分を幸せにするのも、
不幸にするのも、結局、人間関係。
お金はないよりあったほうが絶対いいけど
どっちかを選べ、っていうなら、
お金だけあって孤独な人生よりも
ちょっとぐらい貧乏でも、
馬鹿騒ぎできるような人間関係を
持っているほうが絶対幸せだと思います。
ベストセラーになり、映画化もされた
「佐賀のがばいばあちゃん」や
「Always三丁目の夕日」を観て
強く思いましたね。
でも、そういう人間関係は、
自然にできたりしないし、
突然できるわけじゃないです。
人間関係って、
繊細な植物の世話をするようなもので、
手間ひまをかけないと、育ちません。
誰かと、なにかをと一緒に喜んだり
悲しんだりすることを面倒がらないように。
お金であらゆるものが手にできる中、
唯一、お金でも手に入れられないもの
って、人間関係だと思うんです。
「友情」って言葉、
今時、古臭いんですかね?
でも、その意味を知らなかったら
実際何ひとつ知らないのと同じ気がします。
人間関係に投資することが、
幸せへの近道だと思っています。
最後に・・・
人の気持ちをよ~く考えてみると
叱ってくれる人って、間違いなく、
身近で心配してくれている人です。
子どもの頃は叱られたらいい気分に
なれなかったって人も
多いんじゃないでしょうか。
でも、
叱ってくれる人
=自分に愛がある人
という見方ができたならば
叱ってくれる人って、
かけがえのない存在です。
最後に、歌手ボブ· ディランさんの
名言で終わります。
間違ったものを目にし、
それが間違っていることに
気づいたにもかかわらず、
そこから目を背けてしまう人たちだ。
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