「気を使いすぎて疲れている人」いますよね?
それは優しさじゃなく“予測しすぎ”で
自滅しているんですよね。
今、話しかけたら迷惑かな?
返信がそっけない…嫌われたかも…
こうやって、まだ起きてもいない
不安に振り回されて勝手に
消耗している人いませんか?
でもね、その気遣いって・・・
相手は気づいてすらいませんよ。
これって実は優しい人ほど、ハマる罠。
今すぐ抜け出さないとマズいんです。
人は心の中に「スタンプカード」を
持っていると考えてみてください。
「自分の想いや言えなかった言葉や
飲み込んだ回数」を数えているんです。
たとえば、誰かに対して
言いたいことがあったとします。
でも「傷つけるかも」「笑われるかも」
「怒らせるかも」「ケンカしたくない」
などの理由で飲み込みます。
言うよりも、言わない方が自分は傷つきません。
すると、そこから、
スタンプカードが始まります。
言いたい言葉を一つ飲み込んだことで、
心の中で1つスタンプを押すんです。
スタンプカードを貰ったらなんとなく
ためたくなりますよね?
だから1つ目のスタンプを押した瞬間から
スタンプをためようとして、相手を
「観察・監視」し始めるんです。
「またやるんじゃないか」と見張り始めます。
そして、相手がまた似たことをしたら
すかさず、「ほら、またやったわ」
とスタンプを押します。
これを「偏見」って言うんです。
スタンプを押し始めた段階で、
相手のことを「偏見」で見始めます。
その時点から「事実が歪み始める」んです。
もう、その人の何を見ても
悪いように見え始める・・・
そして、スタンプを押すたびに
「ほら、ほら」と言いながら
「悪いところ探し」をします。
スタンプカードが満タンになると
「キレる」「爆発する」んです。
一旦キレるとなかなか収まりません。
でも、キレられた方にはそれはわかりません。
それはキレた人はキレるまで
その理由を言いたくないので言わないのです。
考えてみると最初のスタンプを押した理由は
「傷つけるかも」「笑われるかも」
「怒らせるかも」「ケンカしたくない」
という言わない側の「自分の都合」
だったはずなんです。
でも、それは認めたくはないし、
かっこ悪くて言いたくもないから
いつの間にか「あなたの為に我慢した」
と中身をすり替えてしまうんですよね。
つまり、スタンプを押し続けることで
いつの間にか自分を「被害者」に、
相手を「加害者」に仕立て上げるんです。
スタンプを押し始めたのは
あなたが「言わなかった」からなのに。
こういうの心理学的に証明されているもので、
「確証バイアス」って言ったりします。
自分が「正しい」と思ったことについては、
その「正しさ」を保証してくれる
情報ばかりを集めてしまう。
逆に、自分が「間違っている」と思ったことは、
「それが間違いである」ことの
証拠になりそうなものばかり
目にまってしまうものなんですよね。
勝手に期待して、勝手に失望して
勝手にキレてる人が多いです。
勝手に始めてしまった
〝悪いところ探し〟をやめましょうね!
それをやったって、自分も苦しいし、
笑顔になる人は誰もいませんよ。
END