目次
コロナウイルスによって自殺が減少した背景
先月の全国の自殺者数が
前の年に比べおよそ20%減ったことが、
厚生労働省などのまとめでわかりました。
厚労省などによりますと、先月の全国の自殺者数は
前の年の同じ月に比べ359人少ない1455人で、
19.8%減ったことがわかりました。
少なくとも最近5年間では最も大きな減少幅だということです。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、
家族ら同居する人が外出せず家にいることや、
職場や学校に行く機会が減り、
悩むことが少なかったことなどが要因とみられています。
これはびっくり仰天ニュースですよね!!
人と関わる回数が減ったから
それでストレスも減って
自殺も減ったってことですから・・・
実際、毎年お金が原因で自殺する人は
意外と少なく、人間関係が原因で
自殺する人が多いようです。
お金は生活保護で何とかなりますもんね~
「ステイホーム」が求められていた
状況下において好きな職場、
好きな学校に行けず、
楽しい時間を過ごせず、
好きな人と会えなくて、
それこそ死ぬほどにつらい思いを
している人が大勢いました。
でも、その一方で、嫌いな職場、
嫌いな学校に行かず、苦手な人、
嫌いな人に会わずに済んでいることで、
心から胸をなでおろしている人もいました。
不謹慎であることは承知しつつも、
「できれば緊急事態宣言が終わってほしくない」
と願っていた人はたくさんいたと思います。
ハーバード大学が発表!驚きの研究結果
史上最も長期間にわたって人を追跡している
ハーバード成人発達研究を行う
(Harvard Study of Adult Development)
ハーバード・メディカル・スクールの
ロバート・ウォールディンガー教授が、
研究で明らかになった
「人生を幸せにする教訓」について
TEDトークで語りました。
人を幸福にし、健康にするのは
何よりも良い人間関係であり、
その人間関係について大きな教訓が
3つあることが明らかになったという内容です。
① | 家族、友人、コミュニテイ等、周りとのつながりを 持っている人はそうでない人よりも幸せで健康で長生きする |
② | 身近な人たちとの関係の質が重要である |
③ | 良い関係は脳も守る |
③は、いざという時に本当に頼れる
と感じている人と80代までしっかりした
関係を持ち続けている人は記憶がずっと、
明瞭で、逆に、パートナーは全く頼れない
と感じている人に記憶障害が早期に
出現したことから、結論付けられました。
要は、友達の人数が重要ではなく、
良質な人間関係を築けているかが
良くも悪くも幸福に影響するってことですね。
友達にもランクがある
もともと、僕らは環境で友達ができていました。
でも、社会人になってくると
生き方で友達が変わってきます。
そんな中、友達にもランクがあると思っています。
A | マジの親友(家族並み) |
B | 友達(たま~に遊ぶ) |
C | 知り合い(SNSで繋がっているだけ) |
これをほとんどの人がはき違えていると思っています。
みんなB(友達)なのにA(親友)だと思い込んでいる
ケースが多いです。
そして、わかっておかないとけないのは
Aは時が経ってもずっと変わらない存在だけど
B以下は時と共に降格していきます。
実際、地元の友達や学生時代の友達で
未だに変わらずずっと連絡を取り続け、
遊び続けている友達は、ほぼ、いないと思います。
最近、転勤したばっかの人はCだらけですよね。
僕は新卒入社した会社には同期と呼ばれる
友達(B)が81人いました。
でも、転職してどうなったかというと、
Aが1人、Bが3人、他は全員Cっていう感じです。
環境が変わって、関わることがなくなれば
その人間関係も薄れていくんです。
これはごく自然の原理だと思います。
だから友達にAもいるけど、ほぼBかC
って人が大多数だと思います。
僕の友達で唯一1人だけ
本当にAを作っている人がいます。
その人のLINEの友達の数、
50人くらいです(笑)
親友か友達かの区別をすぐ付けます。
だから親友以外は他人なんです。
だから親友とはよく会うけど
新しい友達を作りたいっていう
意識もそもそもあまりないようです。
その代わり、自分が困っている時や
職場などで助けてくれたことがきっかけで
時間かけて仲良くなったと思ったら
頻繁に会うっていう本当のAの持ち主がいます。
でも、大多数の人は友達がBばっかりなのに
Aだと勘違いしているように思います。
Aランク友達の数で自分の生き方を振り返ってみる
別に友達を区別・差別しろってわけじゃなくて
「自分はAができるにふさわしい
接し方をしていたかな?」
と振り返ってみてもいいんじゃないでしょうか。
あなたが本音で話していないのに
相手が本音で話してくれるわけありませんよね。
人を信じるとき、
裏切られないと分かっているから
信じるというのは「信じる」とは言いません。
人を信じるって、
そういう保証も保険もないけど
それでも信じることを本当の意味で
「信じる」って言うんだと思います。
だから、そういう意味では、
いくら口では「信頼している」って言っても
自分が信じていない空気感っていうのは
必ず相手にも伝わると思っています。
本音で話せば話すほど、
深い話をしてみればしてみるほど
Bだった友達はAになるかCになります。
Bの友達は時と共にCになっていくんだけど
Aになるかもしれないなら普段の会話から
本音で話すって大事だと思います。
案外、本当は本音で話したい
って人はたくさんいます。
相手から本音を引き出すには
まず自分から本音で話すことです。
思っていないことを言わなきゃ
維持できない人間関係なんて
コストでしかありません。
自分が心開いても相手が心を
開いてくれない時もありますが
それは相手の問題であって、
自分の問題ではありません。
アドラー心理学でいう
「課題の分離」ってやつですね。
だから、僕は人生で多くのAを作りたいから
誰にでも本音で話しますが、相手がそれに、
応えず合わせるような人だったら
仕方ないなって割り切ります。
でも、同じように本音には本音で
応えてくれる人は、それが、
真逆の意見だったり、
違う価値観であったとしても
「本音で話してくれる」ので、
相手が僕をどう思おうが、
僕はその人をAだと思って
接していきたいと思っています。
Bランク友達の特徴
Aという存在とBという存在の違いは
「友達」か「友達“風”」かです。
Bの共通点は思っていることを
言わないし本音で話しません。
その場をしのぐように相手に合わせます。
人生でAを大切にしてきた人は
お世話になっていない人の送別会や
会社の定例飲み会などは欠席します。
でも、Bを多く作ってきちゃった人は
内心行きたいと思っていないのに
断れないし、二次会まで参加してしまいます。
で、無意識的に欠席したAの人の文句を
言ったり、悪く思うようになってしまいます。
「普通、こういうのは参加するでしょ!」って。
本当は自分の意思で人の目を気にすることなく
行動できているAさんへの嫉妬で
自分に苛立っているだけなのに・・・
仕事でも「残業が嫌だ」と言えば、
なんかネガティブで煙たがられる
存在になりがちな風習がありますが、
僕は素直だなって思います。
だって、他のみんなも
絶対残業は嫌でしょ…
これもBの人は無意識的に、
「みんな残業してるんだし、わがまま言うなよ」
っていつも本音で生きるAの人に対して
ムカつくけど、本当は素直に好き嫌いを
ハッキリ言えるのに嫉妬して
自分にムカついていたりします。
あと、極端ですが例えば・・・
友達にめっちゃブサイクな
彼女ができたとします・・・(笑)
Bは「めっちゃいい子そうやん!アハハ」
って言います
でも、Aは「どした!?」とか
「お前やっぱB専やな~(笑)」
って本音を言えます。
でも、もちろんA同士の友達はそんなことで
関係が崩れたりすることはありません。
Bの友達同士って、常に計算しているし、
お互い、なんか心閉ざしたまま
探り合いをし、どこかで疑っている
ような人ばかりな気がします。
思ったことそのまま言えばいいのに
(これ言ったら、こう思われるんだろうな・・・)
(これ言ったら、こう言い返されるかも・・・)
っていう計算をしていたり、
「ありがとう~!」って言いつつ、
(本当にそう思ってんの?)っていう疑いで
素直に受け取れなかったり、
Bの友達も大切かもしれないけど、
そういう関係の友達だったら、結局、
自分がBに全力を注いで
あげることもなければ
Bが自分に全力で来ることも
ないって思っています。
Bが全力で相談したり頼ってきてくれたり
することもなければ
自分が一生懸命相談したり、
頼ったりすることもありません。
人生で1番大切なこと
時が経てばもともとCになる予定の
Bの人の目を気にして、
言いたいことも言えない、
やりたいこともやれないでは、
勿体無さすぎます。
もし、何か陰口言われたりしても大丈夫!
時が経って、住む場所が変われば、
ほぼ、みんなCです(笑)
一番大切なのは1回の人生であなたの人生に
親以外でAがいるかってことだと思います。
1回しかない人生で親以外に誰も
Aがいないって人生の方が寂しいし、
僕はBしかいない人生の方が悲しいです。
僕が今まで誰に対しても本音で誠実に
話してきて良かったなって思うのは
家族以外で思いっきり頼れるし、
頼ってもらえるっていう存在が
増えてきたってこと
女性は特に、
Bの友達としか関わっていなかったら
その友達たちが結婚して子供産むと
周りに誰も居なくなってしまいますよ。
良質な人間関係を築くには
B、Cは環境でできた友達だけど
Aは価値観で繋がっていく友達なので
どんどん自己開示していった方がいいです。
何度も言うように、BはいずれCになるんだから
自分が本音で話してお互いAになれたら
そんなラッキーでハッピーなことはありません。
だから今日から思っていることをハッキリ言う、
本音で話すっていう習慣をつけましょう。
本当に相手が心に余裕がある大人だったら
もし仮に1回失言してしまっても
関係が壊れることはありません。
僕も誰かの一言で傷ついたこともあるし
イラっとしたこともありますが、
そんなことで縁を切ったことはありません。
多くの人の縁が切れる時はどちらかが、
「もういい!」っていう話し合う気すら
持たない幼稚な態度を取る時でしょう。
今まで、自分の意見を言わずに
周りに合わせてきた人生を
歩んできた人にとっては
相当な覚悟が必要だと思いますが
「こうしたらいいいよ~」
「これ使ってやりなよ~」って
〝知恵〟と〝お金〟を貸してくれる
人はいるかもしれないけど、
〝勇気〟だけは誰も貸してくれません。
「嫌われてないけど、親友もいない」
みたいな人生は絶対寂しい。
SNSだけではなく人生での
リアルフォロワーが自分の生き様
論理は簡単。
たくさん人の役に立って、
与えるから返ってくる。
そして、自分自身が
“本気で誰かをフォロー”してること。