結果には、必ず原因があります。
「続かない」ことにも理由があります。
何かを継続できない人って、
自己分析が甘いんですよね。
まず「続かない理由」を紙に書いて
把握してみましょう。
そして「続かない理由」を一つずつ
潰していけばいいんです。
問題は新たに「始める」ことよりも、
「続かないこと」を分析することです。
次に掲げるのは、一般的に見られる
「続かない理由」です。
1、飽きっぽい性格である。
2、忙しくて時間が無い
3、面倒臭い。
4、始めたときの情熱が冷めやすい。
5、目標が高いと、諦めてしまう。
6、疲れる。
7、眠くなる。
8、邪魔が入る。
9、気が短い。
10、人と比べて萎える。
あなたも、この中の理由にいくつか
心当たりはあるんじゃないでしょうか。
まず、一つずつ解決策を考える。
「続ける」ためには自分が「続かない理由」を
はっきりと認識し、一つずつ消していきましょう。
また「時間がない」という人の多くは
通勤に時間をかけていることがあります。
往復2時間の人は・・・
250日出勤したとすると、500時間。
わかりますか?
ガタンゴトン・・・
ガタンゴトン・・・
ガタンゴトン・・・
って、
1年のうち約3週間も
電車に乗っているんですよ。
この時間を有効に活用しているでしょうか。
税理士や中小企業診断士など、
一つの資格試験をパスするための勉強時間は
およそ1000時間と言われています。
極論だが、単純計算では、その半分が
通勤だけで確保できることになります。
時間はあるはずです。
ボクは人生で一度も電車通勤を
したことがないので、1日に2時間も
電車に乗っている人を見ると
時間がもったいなすぎて不思議です。
1回や2回ならいいんですけど、
3週間ですからね・・・
通勤時間を短くするか、
電車内での過ごし方を変える、
これに尽きると思います。
通勤時間は、あくまで1つの例ですが、
時間がないなら、なぜ時間がないのか
何に時間を取られているのか、
それらを把握することが大事です。
ダイエットしたい人に
「どうやって痩せるの?」と聞かれても
「なぜ太ったの?」と聞けば、本人は、
心当たりがちゃんとあります。
病気や特別な理由の人は仕方ないにしても
多くの人は、「運動していない」
「食生活が悪い」など、
自分でわかっています。
だったら、どうやったら痩せるか?の前に
なぜ太ったか、原因を把握して
対策することが先ですよね。
続かないことも同じ。
どうやったら続けられるのか?ではなく
継続することを阻害している要素は何か?
正確に把握することをしてみてください。
END