書店では手に入らない人間学を学ぶ
唯一の月刊誌「致知」より
高原慶一郎氏(ユニ・チャーム創業者)の
「人間がかかる四つの病」というお話です。
社内の信頼感を高めるには、
とにかく一人ひとりの社員と
報告、連絡、相談、
つまり「報・連・相」で
コミュニケーションを取り続けることです。
基本中の基本ですが、こういったことを
愚直に実行していくことが
一番じゃないかと思いますね。
結局どんな大きな企業も
もともとは中小企業、
もっと言えばスタートは一人なんですよ。
人もいない、物もない、カネもない
という状況から始まります。
そこから大きくなる企業もあれば、
中小零細のまま終わる企業もある。
その違いは何かと私なりに考えてみると、
やはり経営者の器、資質に拠るところが
大きいと思います。
よく言いますでしょう、
企業はトップ以上に大きくならないと。
やはり自分を中心にした
小成に甘んじる経営者は伸びない、
ということは言えると思います。
いくら組織を整えても、
やはり経営者自身が高い志を
持ち続けていないと難しい。
これは私の人生観にも繋がるものですが、
トップが「一生勉強、一生危機感、
一生青春、一生情熱」という
四つのスタンスを身につけているか。
そういう生き方を貫いて、
示していくことが大切です。
ただ人間は放っておくと
心が病気になるんです。
症状には四つあって、
一つ目は「自惚れ」、
二つ目に「驕り」、
三つ目に「マンネリ」、
そしてベースにあるのは「甘え」
ではないかと思います。
失敗している経営者は
必ずこの心の生活習慣病に
かかっていますから絶えず
自制していかなければ
ならないということです。
自信を持つことはいいことだけど
それが過信になってはいけないよね。
そして、何かがうまくいってない時は
「感謝の心を忘れているよ~」
って神様から言われている気がします。
いつも「お蔭様で」という
心を大切にする人でありたいですね!
END