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現代のキャリアの歩み方

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新型コロナウイルスの影響よって
働き方に疑問を持つ人が増えました。

緊急事態宣言は再延長され、今も、
先が不透明な日々が続いております。

今回の記事が、今後、仕事をしてく中で
少しでもヒントや参考になれば幸いです。

「キャリアプラン」はもう古い

少し前までは「キャリアプラン
という言葉がありました。

今でも、採用市場においては、
「どういう経歴を歩みたいですか?」
って、聞く人事がいますが、
ハッキリ言ってナンセンスです。

変化があまりなかった時代は、
事前に長期的な計画をし、
それに向けて対策と行動ができました。

でも、現在はVUCAの時代
言われています。

VUCAはこちらの4つの
単語の頭文字をとった造語です。

(Volatility:変動性)
(Uncertainty:不確実性)
(Complexity:複雑性)
(Ambiguity:曖昧性)

VUCAとは、一言で言うと
先が不透明で予測が困難な状態

今回の新型コロナウイルスなんて
まさに、いい例ですよね。

まさか、こんなことになるなんて、
誰もわからなかったわけです。

だから「キャリアプラン」のような
長期的な計画を描ける状況じゃないんです。

来年ですら、どうなるかわからないのに、
キャリアプランとか言っている場合では
ないってことです。

 

「キャリアドリフト」という考え方

「キャリアプラン」という言葉がある一方で
キャリアドリフト」という言葉もあります。

ドリフトは漂流を意味します。

これは、キャリアをあえて“デザインしない”
という考え方です。

キャリアプランのように将来像を
事前に決めてしまうんじゃなくて、
状況に応じて住む場所を変えていく
ってことです。

漂流といっても、
適当に流されるんじゃないですよ。
他人に流されるんじゃないですよ。

それだと不安が付きまといますから。

そもそも最近では、
ごく一部ですが、こういった企業が
リストラを発表しています。

コカ・コーラ / 協和発酵キリン /日本ハム
NEC / エーザイ / カシオ計算機 / アルペン
光村印刷 / 富士通

そりゃ、先が短い中年の人に
月40万円払うなら、先が長い、
若い子2人雇ってもおつりが来る・・・
というのが社長の本音ですからね

ニュースでは多種多様な時代だからこそ
人材の流動性が大事だと言っていて、
「人材の流動性」と聞くと聞こえはいいが
要は簡単にクビにできる仕組みを
整えただけです。

だから、キャリアドリフトでは、
人生の節目のタイミングだけはキャリアを
再考するという考え方です。

今は転職したことがない人の方が
珍しいし、就活生も転職ありきで
会社選びしています。

また、あなたの寿命よりも
企業の寿命のほうが短いです。

今、30年続く会社は0,02%
つまり1万社中2社しか
30年後に残っていないってことです。

じゃあ、新卒で入った会社に定年まで
勤められる人はほぼいないってことに
なりますよね。

あとは、企業が倒産しなくても
買収されて経営母体がある日いきなり
変わるってことはザラにあると思います。

そう考えるとキャリアは短期化していくし
尚更、キャリアプランなんて描けないです。

 

自己変革が求めらている

上記で書いたように会社に依存していると
会社に振り回されてしまいます。

大事なのは、
企業「で」どう働くか、ではなく、
企業「と」どう働くか、です。

2020年の東京五輪が開催延期になり、
トイレットペーパーが店頭から消え、
マスクの値段が乱高下しました。

10年前だと東日本大震災。

こんなこと誰が予想できたでしょうか?

COVID・19の影響でキャリアプランの
変更を余儀なくされた人も多いでしょう。

総務省の「労働力調査」によると
2020年平均の完全失業率は2.8%と,
前年に比べ0.4ポイント上昇
(11年ぶりの上昇)

完全失業者数は191万人と29万人増加
(11年ぶりの増加) です。

時代も環境も変わっているのですから
自分自身も変化しないといけません。

祖父母がなくなったり、親が病気になったり、
赤ちゃんが生まれたり、様々な外的要因で
変化しなくちゃいけない場面が
次々に起こります。

 

人生、ずっと準備中の人が多い

ライフピボット』という本の中で
「来るべき転換のために準備をしておく」
という文章がありました。

『これからは何度もライフスタイルを
転換することが当たり前になります。

このような状況では、仕事や人生について
綿密に計画してもあまり意味がありません。

計画は常に変更を余儀なく
され続けるでしょう。

だとしたら「計画」よりも、
どんな変化にも対応できる
「準備」を進めておくほうがいい。

長い人生のうちに変化は必ず起きるのです。

それは1ヶ月後かもしれないし、
5年後かもしれない。

いつかはわからないけれど、必ず、
起きると想定してどんな変化があっても
ライフスタイルの転換で適応できるような
準備をしていきましょう。

ただし、準備と言ってもやりたいことや
楽しさを先送りして我慢するような
準備の仕方はオススメしません。

なぜなら、わたしたちは、
「100年生きるかもしれないし、
明日死ぬかもしれない」存在だからです。

もし仮に、先送りしているうちに
死んでしまったら、
その人生は未完成で終わってしまい、
死の間際に後悔するかもしれません。』

ライフピボット』より

 

想定外を想定しすぎて
今を犠牲にした生き方をしていては
本末転倒ですよね。

人生ずっと準備で終わっちゃいます。

だから、僕は人生を楽しみながら
準備を進めていこうと思っています。

 

仕事の「やりがい」は二の次!

仕事の本質は「得られるもの」
次に「やりがい」です。

これ、原始時代にまで戻ると
わかりやすいんですが・・・

例えば・・
マンモスを殺しました。

得られるものは?
家族を食べさせてあげられる
ですよね?

でも、
「やりがい」ばかり気にしている人は
動物殺すのマジ楽しいんだよね、
ですよ?

それはやばいでしょ、、、

自分が目の前のお客様をどれだけ
笑顔にできて楽しく働いていても、
収入が低くて親へ仕送りができなかったり
友達の結婚式のお祝いも行けないような
生き方を、僕はしたくありません。

仕事の「やりがい」よりも
人生の「生きがい」の方が大事ですから。

今の仕事を続けていて、
憧れる未来に辿り着けるのか、

「YES」と即答できないのであれば
一度、立ち止まって考え直す必要が
ありそうですね。

END

 


-転職, 働き方

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