クレディセゾンの現役CEO(最高経営責任者)
林野宏会長は『「社長へ上りつめる人」と
「部長で止まる人」の差は?
クレディセゾン会長の超納得の答え』
という記事の中で「答えは明確」
と断言しています。
その林野氏の答えがこれです。
「トップへと上りつめる人というのは、
今、自分が係長であれば課長、
課長であれば部長、部長であれば役員、
というように、ワンランク上の人たちを
見ながら『どうすればそこへ行けるか』
ということを常に考えています。いつもワンランク上の人を目標にして、
彼らとコミュニケーションをとりながら
ノウハウを吸収し、絶えず学習しているのです」「そのためには、たとえば週休2日の
休日のうち1日は、ビジネスのノウハウを
身に付けるトレーニングに充てるなど、
常に向上心を持ち続ける必要があります。会社の研修だけではだめです。
これからは会社の発想を超えていかないと
いけないのですから」
常に向上心を持ち続け、出世・昇進する
準備ができている人こそ、
「社長へ上りつめられる人」ってことですね。
組織というのはトップの器以上に
大きくならないと思っています。
だから、上に立つ者が絶えず
自分を律するというのは
すごく大事なことだと思います。
あと、ワンランク上の人を意識しながら、
仕事をしていると思える人たちの共通点は
・質問が多い
・まとめて質問する
・いい意味で事後報告がある
(○○もやっておきました)
・自分に何を求められているか
キャッチアップする力がある
です。
あまり考えていない人ほど、
自分のタイミングで、都度、
聞いてきます。
でも、常に先のことを考え、
起こりえることを想定している人の
質問は、必ずと言っていいほど、
質問が複数あります。
「この場合はこうですよね?」
「もし、〇〇だったらどうしますか?」
といった具合です。
もっと言うと、期待水準の確認がうまいです。
例えば「この資料、コピーしておいて!」
って言われたとして、
「わかりました」って言う人は、
仕事ができない人です。
確認した方がいいことは山ほどあります。
・カラーですか?白黒ですか?
・サイズは何ですか?
・両面ですか?
・短辺とじですか?長辺とじですか?
・何枚ですか?
・いつまでに必要ですか?
・誰がどこで使うものですか?
これらによって
・クリアファイルに挟んでおくべきか、
・ホッチキス止めが必要か、
・会議室の予約と準備が必要か、
なども、変わってきます。
この、「期待水準の確認」と
「先読み」ができている人こそが
ワンランク上の人を意識している人
と言えると思っています。
ーー併せて読みたい記事ーー
END