曇り空の上はいつも青空

自分らしく生きるためのメディア

自己啓発

学習性無力感から抜け出す方法

投稿日:

水槽の真ん中に透明な
ガラスの仕切りをつくり、
一方に数匹のカマスを入れ、
もう一方に、
カマスのエサになる小魚を入れた。

カマスはエサを食べようとして、
突進するものの、ガラスの仕切りに、
ぶつかっては跳ね返される。

何度も何度も繰り返すうちに
とうとう諦めてしまった。

その後、透明なガラスの仕切りを
取り除いてもカマスは決して、
小魚のいる方へは行こうとしなかった。

しばらくしてから
新入りのカマスを水槽に入れた。

すると、何も知らない新入りは、
一直線に餌に向かって突進した。

それを見ていた古株のカマスたちは
「あの餌は食べられるんだ」
ということに気付き、
先を争って、餌に向かって突進した。

米国の心理学者
マーティン・セリングマンが発表した
「学習性無力感」
というものがあります。

これは努力を重ねても望む結果が
得られない経験や状況が続くと、
「何をしても無意味」に感じてしまい、
努力を放棄してしまう状態です。

これがヤバいのは、
そういう人を見ているだけで、
経験していないその人も疑似体験として
伝染してしまうことです。

こういう無気力状態に陥っている組織に、
活をいれるのは、その組織に異質な、
新しい人材を入れることが大切!

ということをこの話は
教えてくれていますね。

 

成長していない時って、
同じ人とばっかり、もしくは、
成長していない人とばっかり
会っていることが多い。

最初、居心地は悪いと思うけど
自分よりも成長している人や
新入りのカマスのように
既成概念がない人と絡むと
メンタルブロックが外れていく

そんな風に思っています。

END

 


-自己啓発

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

とっさに出る人間性は誤魔化せない

友達や恋人を傷つけてしまったときに、 2パターンの人に分かれる。 傷つけてしまった相手を癒すために 心から謝っているのか、 自分が許してもらうために 反省の色が見えず謝っているのか そこをよく見ておく …

コンフォートゾーンを突破

つまづいた人ほど人生ハッピー!

人は、つまづいたり、転んだり、 失敗したりしたおかげで、人としての 大きな気づきを得ることができます。 何事もない、さざ波一つ立たないような 日々をぼんやりと過ごしたら、 面白くない人生、 つまらない …

「考えている人」と「悩んでいる人」

「考えている人」と「悩んでいる人」

「考えている」つもりかもしれないけど それは単に「悩んでいるだけ」という人が 意外にたくさんいます。 学校教育では、一般的に「何?」「どこ?」 「誰?」「いつ?」「どれ?」が問われます。 これは知識の …

「ストレス=悪」ではなく「ストレス=学び」

本当の学びは〇〇の中にある

もしかすると、世の中には、 「知識を覚えることが勉強」と 思っている人が意外に多いのか・・・ 「概念を理解する」や 「仕組みを理解することが楽しい」とか 「理屈が通ると腑に落ちる」みたいな 感覚をまっ …

学習

学習効率が高い人が意識してやっていること

何かを勉強するときには、 ただなんとなくするよりも 「だれかに教える」ために 勉強するといいですね。 なぜかというと、だれかに教えるために 学んだほうが、学習効率は高まるからです。 だれかに教えたり、 …

小中高大と15年間キャプテンとして 青春の全てを野球に。人材大手企業 I ベンチャー I 独立。主に採用支援 ・オンラインサロン、たまに大学で登壇します。「私は私が大好き」って人を増やしたい!メルマガ毎日配信4年半以上。