飲食店で観察していると、
食事を
「ご馳走さま」と言う人って、
ほとんどいないですよね・・・
「ご馳走さま」は感謝の言葉です。
「ご馳走」は「馳せ走
つまり食事をいただいた方は、
この食事のために作物を作る人
運ぶ人、加工する人、料理する人、
それぞれが馳せ走ってくれた
「ありがとうございます」
想いを込めてご馳走さまと言う…
それを意識するだけで言葉のかけ方も
変わってくるように思います。
最初はぎこちなくても、
少し恥ずかしくても意識的に、
「ご馳走さま」と口に出してみて
ほしいなと思います。
真剣に「ありがとう」を言わない人は
残念ながら、その言葉が、
自分に返ってくることはありません。
多くの人が、今、「当たり前〝病〟」に
感染されているように思います。
医者や看護師は診てくれて当たり前?
学校の先生は教えるのが当たり前?
上司は面倒を見てくれて当たり前?
親が家事をしてくれて当たり前?
妻が料理をして当たり前?
お店は丁寧な接客が当たり前?
電車だって、時間通りに来て
当たり前ですか?
あれだけの人数を乗せているのに
1分も遅れずに来ることの方が奇跡ですよ?
そんな風に当たり前と思っているから
モンスターなんとかや、クレーマーが
生まれるんだと思います。
たまに、1,000円前後のランチの店で
文句を言っている人がいますが、
提供スピードや接客、サービスに
文句があるなら、高級ホテルに行けよ
って、話ですよね。
「LCCは接客が悪い」って言うなら
お金出して、ファーストクラスに
乗れよ!って話ですよね。
大して、お金も出さないのに
過剰な要求をする「当たり前〝病〟」に
かかっている人があまりにも
多いように感じます。
感謝の気持ちが大事ってことは
みんな、知っていますよね?
では、聞きます。
感謝はできていますか?
END