人は上手くいかない時、
やり方を変えようとします。
改善はとても良いことです。
でも、変えても、変えても
上手くいかないとき、人は他人や
状況のせいにするかもしれません。
そうなると、どんどんハマります。
「やり方」ばかりに注目しないで、
「あり方」の改善に意識を向けましょう。
人は自分のやっていることを
「最善策」だと思い、取り組みます。
たとえば、人材育成やマネジメントで
相手の成長や成果がなかなか出ない時
その人を変えようとする「あり方」と
気づいてもらうとする「あり方」では、
同じやり方をしても、結果が変わります。
「あり方」は「やり方」に
多大な影響を及ぼします。
「愛」も同じです。
Love is Action.と言われるように、
「人を愛する」とは行動です。
その「やり方」も「あり方」によって
全く違う結果になります。
自分に対する「あり方」もとても重要です。
自分を肯定する「あり方」
自分を否定する「あり方」
自分の失敗に対して、
原因に目を向ける「あり方」
解決に目を向ける「あり方」
そして
相手を肯定する「あり方」
相手を否定する「あり方」
出来事に対する見方、考え方、捉え方。
こういう「あり方」が大事です。
「やり方」を学ぶ時間のよりも
「考え方」を学ぶ時間を増やしてください。
すぐ出る、目に見える結果を求める人は
すぐに「やり方」に目を向けがちで、
相談するときもすぐに「答え」を求めます。
でも、それで結果が出たとしても
自信なんか持てないんです。
自分の実力じゃない、
まぐれの一時的な結果だから。
常にあり方を大切にしましょう。
ぼくのモットーは、
「人の心に変化と感動を与える」ことです。
そして「愛と思いやりを持って接する」です。
今の社会にはリーダーが求められていて
そのようなモットーがリーダーとしての
「あり方」だと思っています。
もちろん、ボクもまだまだ不完全で
未熟な人間ですが、自分を責めることより、
自分を勇気づけるあり方で過ごしています。
世の中には成功哲学やノウハウ本ばかりが
溢れる一方「あり方」を大切にする時代が
もう来ていると思います。
言い訳する人と、認める人
当たり前と思う人と、感謝する人
諦める人と、諦めない人
頑固な人と、素直な人
どうあるべきか、
誰もがわかっているはずです。
言い訳する「あり方」でいませんか?
自分が変わる「あり方」でいてますか?
この人としての土台ができない限り、
いつまでも他責思考で人のことを
感謝のメガネで見ることはできませんよ。
END