会話や話し合いをしているときに
すぐに攻撃的になる人っていますよね?
それは、防御力が低いからなんです。
つまり、防御力が低い人って攻撃力が
高くなっちゃうんですよね。
『繊細で傷つきやすい』と言えば、若干、
かわいいように聞こえますが、
自己評価が低いわりにはプライドが高い
という厄介な性格をしているので
そういう人は、弱くて情けない自分を
他人に悟られたくなくて、常に他人に、
矢先を向けていなければ
安心できないタイプなんです。
傷つきやすいからこそ傷つくことを恐れて
攻撃力で防御するしかないってことです。
こういう人って攻撃するときは容赦なく
攻撃をするくせに、自分が攻撃されると
すぐに被害者になって、わめくんですよね。
もう、こうなってしまうと、
こちらに言いたいことがあっても
何も言えない状況なので、
自分が放棄していないのに
話し合いが絶対にできない状況になります。
被害者意識がある人って、
自分が言いたいことは自分のタイミングで
自分が言いたいことを言うんですが、
相手の声は(相手が言えないから)聞かないので
傷を、最小限には抑えられるかもしれませんが
自分で自分を傷つけているのに
相手に傷つけられたと勘違いしているから
学ぼうとしないんです。
学ぼうとしないってことは
成長することもないので、
いずれは周囲から孤立してしまいます。
傷つくことを恐れるあまりに学ぶ機会を
失わないようにしないといけません。
防御力の低い人は、承認欲求が強いんです。
人から認められたい、人から必要とされたい、
という気持ちが強すぎるからこそ虚勢で
自己防衛をしなければならないんですよ。
そして、他者承認欲求が強い人は
自分自身を認められない人に多く、
自己承認が欠乏した部分を他者承認で
埋め合わせようとしているんです。
だから今の自分を愛せない人ほど
他者承認欲求は強くなり、
承認欲求が強くなるほど防御力が落ちて
メンタルが傷付きやすくなってしまいます。
他人と関係がうまくいっていない人は
自分との関係がうまくいっていないんです。
人に認められたいと思っているのに
誰よりも自分が自分を認めていないし、
他人に好かれたいと思っているのに
誰よりも自分が自分を嫌っているんです。
まずは、今の自分自身を
許容してあげてください。
『自分を愛する』とは
良いところを誇ることではなく
ダメなところを許してあげること。
今までの自分を完全に
捨てることからしか成長しません。
弱い自分や無力な自分など
認めたくないことを認めない限り、
本当の悔しさはわからないんです。
人生が好転し始めるときって
「完璧な自分」になれた時じゃなくて
「完璧ではない自分」を
受け入れられた時ですよ。
END