キリストは弟子からこんな質問を
されたことがあるそうです。
「誰かが罪を犯したら、
何度許さねばなりませんか。
7回までですか?」
それに対して、キリストは言いました。
「7回どころか、7の70倍まで許しなさい」
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実は、ぼくたちも神様からそれ以上に
許されてきたのかもしれません。
気づかれないくらい、さり気なく……。
ぼくは後輩や仕事で関わる人には
よく言っています。
「許してくれる=当たり前じゃないよ」って。
許すというのはその人の優しさがあって
許してもらえているっていうのを
忘れちゃいけないんですよね。
過ちのない完璧な人なんて一人もいないので
みんな、どこかで何度も失敗をして、何度も、
まわりの人に許してもらってきました。
それをよく自覚している人は
自分が許してもらえたことに感謝しているし、
人の過ちにも寛大になれている気がします。
弱い人ほど、相手を許すことができません。
許すということは強さの証です。
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それでも、なかなか、人を許せずにいる
という人がいれば、それは・・・
その人に依存している証拠であり、
自分が成長していない証拠です。
誰かを許さないでいると、
いつまでもそのことを
繰り返し思い出してしまいます。
時には、怒りで震えそうになり、
時には悲しみで泣きたくなります。
でも、何度それを繰り返したところで、
過去の状況は変わることはありません。
なぜなら、相手は変わらないし
相手はなんとも思っていないからです。
過去に執着してると未来を見失います。
自分の時間を取り戻すため、
「許す」ことはとても大事なこと。
許せない相手を許すのは凄い勇気です。
自分にひどいことをした人を
許すのは凄い勇気です。
自分の価値観という法律の中では
極悪人の犯罪者です。
その人を無罪にするくらいの勇気です。
でも、その「勇気」を出すことは
大きな人生の決断です。
自分が幸せになるためのね。
自分が幸せになるために
相手を許した方がいいです!
「相手を許せない自分」を
許してあげましょうね!
イライラしている時間がもったいない。
END