ROKU KYOTOというヒルトン系列の
気品溢れる素敵な場所で
昨日、これまでに60冊、累計200万部の
ベストセラー作家さんとお茶をした。
※ROKU KYOTOはヒルトンのラグジュアリー
ブランドとしてアジア初みたい。
1時間ほど、世間話をして
質問もたくさんさせていただいた。
感じたことはいっぱいあるけど、
幸せに生きていきたいなら
心理学を学ばないといけないなと思った。
だって、経済学部や経営学部を出た人が
経営をしているわけじゃないし、
稼いでいるわけじゃないもんね。
現場はロジックで動いているわけじゃない。
感情で人は動いているから心理学を
学ばないとマネジメントできない。
セルフマネジメントも組織のマネジメントも。
それに人は頭で理解するけど、感情で動くもん。
そう考えたら、説得力っていうのは、
人の心にストレートに訴えかける術のこと。
そして、それには知識だけではいけない。
人に勇気を与えるのはその人が体験した
「知恵」なんだよね。
いいことを言っているのに
今ひとつ伝わってこない人って、いるよね?
それはなぜかというと、その人の話には
「奥行き感」がないんだよね。
「奥行き感」がある話をできる人は
情報だけではなくて、自分の言葉で話す
物語が情緒を生み出している。
つまり、知識じゃなくて知恵を話す人。
大量行動してきて、努力してきて、
たくさん経験してきた人の言葉には
ハーモニーがあるから感動するわけなの。
ほんの少しだけだけど
その作家さんが過去に傷ついたり
失敗されてきたことを聞いて
若干、泣きそうになった。
それは受けてきた傷の痛みに
涙しそうになったわけじゃなくて
それを耐えてきたその方の
強さに感動して泣きそうになった。
苦しんだ経験は人の気持ちを理解する上で
とても大切なことだと思った。
(この人は天才で喋っているんじゃない。
想像をはるかに超える傷を負ってきたんだな)
と思った。
説得力がある人って、
多分、受けた傷の数が多い人だと思う。
時間になったので、お別れした際に、
御礼の連絡をしたら、その返信には、
「色々あるけど、全部ひっくるめて楽しんでね」
とメッセージをいただいた。
そうだよね。
すべてがうまくいく人生なんて
そこに何の学びも成長もない。
結果的に自分が目指すゴールに到達する
その思い通りにいかないプロセスが
あるからこそ、人生は面白いんだよね。
今よりも楽しいと思える人生を送ろう
と思うなら、その時にふさわしい壁がある
とボクは思っている。
越えるまでは時間がかかるけど
越えてしまえば超えた人にしか
わからない別世界がそこにはあるんだ
と思うと楽しみで仕方ない。
今日も寝るまで努力するぜ、
よっしゃー!(^O^)/
END