まだ暑い日が続く中、塩分の補給は大事ですが、
精製された合成的な塩分を摂っている人を
よく見かけます・・・
でも、腎臓は体内の余分な塩分を排泄するので
塩分過多の食事はそれだけで
腎臓の負担になってしまいます。
腎臓の機能低下対策といえば、減塩。
現在の日本人の塩分摂取量の目標は
男性で7.5g未満、女性で6.5g未満。
でも、令和元年の「国民栄養・健康調査」では
男女平均の塩分摂取量は10.1gと過剰傾向。
そして、量を減らすことはもちろんですが、
塩の質にこだわることも必要だと思います。
精製塩は99%が塩化ナトリウムです。
それに対して海水から作った天然塩には
ナトリウムの他にマグネシウムやカリウム、
カルシウムが含まれています。
腎臓の負担になるのは主にナトリウムですが、
カリウムが入っていることでナトリウムの
塩分負荷を打ち消せますし、
他のミネラルの健康効果も期待できます。
天然塩が大人の常識です。
精製塩では血圧も無駄に上がりますよ。
ただ、天然塩でも9割の商品から
マイクロプラスチックが検出されているようです。
製造方法やどこの海から摂ったか、など、
選び方を間違えないことですね。
自炊で大切にしたい3つのことでも書きましたが
日本の死因ランキング
圧倒的1位はガンです。
でも、先進国は死因の上位5位にすら
ガンはありません。
何を摂るか も大事ですが、
何を摂らないかも大事です!
ぼくが調味料や添加物の勉強で
よく参考にする「食品の裏側」の著者
安倍司氏はこう言います。
安いものには裏があり、
高いものには物語がある
安い調味料には危険な添加物が
多く入っています。
砂糖/塩/酢/醤油/味噌/酒/みりん/油
この辺りは、よく使うものだと思うので、
少々お高くても、良いものを揃えるべき
だと僕は思います。
「病は気から」ではなく
「病は無知から」です。
健康に興味がない人は
自分と家族に興味がないんです。
ヨーグルトや牛乳が健康にいい
と思っている間違った知識を持っている人が
生活習慣病になっている気がします。
END