最近「睡眠負債」という言葉も聞くようになり、
睡眠負債なのかな?と思うような人が
目につくようになりました。
「睡眠負債」とは慢性的に睡眠不足の
状態が続き、その負債が蓄積されて
心身へ支障をきたしている状態のことです。
こうなってからでは、どうしても、
リカバリーに時間がかかってしまいます。
睡眠に関しては、1日の1/3ほどの時間を
かけるのに、その時間を充実させようと、
お金をかける人も勉強する人も少なく感じます。
学校でも会社でも教えてくれないので、
自分で学ぶ以外に充実させる道はありません。
9割が間違っている「たんぱく質」の摂り方
という本の中に、こんなことが書かれています。
心身の健康のために欠かせない睡眠の質も、
たんぱく質と大いに関係があります。
寝ている間、脳内では日中の膨大な
データが整理され、体内では身体の
メンテナンスが行われています。
大事なリカバリーの時間なのですから、
眠れないと体調が優れなくなるのは当然ですね。
ぐっすり眠れると、気持ちまでも上向きになります。
睡眠の質を改善するために大切なことは
意外と知られていないようです。
「眠りが浅いのはストレスのせい」
「眠れなくなったのは歳のせい」
などと思い込んでいる方が少なくないのですが
実際には、眠れない原因はストレスや
加齢ではなく、たんぱく質不足が
関係している可能性があるのです。
眠りを司るホルモンであるメラトニンは、
“幸せホルモン”とも呼ばれる
セロトニンから作られます。
まず、たんぱく質、ビタミンB群、
鉄を主な原料にセロトニンが作られ、
セロトニンとマグネシウムを
原料にメラトニンが作られます。
そして、私たちは朝日を浴びてから
14~16時間後に脳内でメラトニンが
分泌されることで、眠くなります。
メラトニンの生成や分泌が低下すると、
夜なかなか寝つけないだけでなく、
夜中に目が覚めてしまったり、
眠りが浅くなるなど、
睡眠の質が低下してしまいます。
ですから、私たちがしっかり眠れるかどうかは、
メラトニンの主要な原料であるたんぱく質が
摂れているかが、重要なカギとなってくるのです。
最近、〝眠りの質を改善する!〟といった
謳い文句で、「グリシン」を含む
サプリメントがたくさん売られています。
グリシンはたんぱく質を構成する
アミノ酸のひとつですので、
食事からたんぱく質がしっかり摂れていれば、
当然、グリシンも摂れていることになります。
また、アミノ酸には、体内で作ることが
できないため食事から摂る必要がある
「必須アミノ酸」と体内で作ることができる
「非必須アミノ酸」の2種類があるのですが
グリシンは非必須アミノ酸です。
睡眠時間は身体のメンテンナンス。
機械を修理するには、修理に必要な
部品が必要だったりします。
身体も同じことですね。
身体を修理するには
それに必要な材料(栄養)が必要です。
「疲れたから、甘い物を食べる」
となると、最悪です。
身体がボロボロになるループです。
立ち仕事をしている人には、
腰が痛いという人もいると思いますが、
3時間くらい立っていたら、
ふつう誰でも腰は痛くなります。
10時間ほど立って仕事をしているのに
6-7時間の睡眠で治ると思えません。
とにかく、タンパク質を摂って
寝ましょう!
疲れたら、プロテイン!
甘い物が食べたくなったら、プロテイン!
3時のおやつは、プロテイン!
帰ってきたら、プロテイン!
友達と会う前はプロテイン!
出かける前に、プロテイン!
仕事の休憩中にプロテイン!
SNSを見るときは片手にプロテイン!
とりあえず、プロテイン(笑)
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