ボクはどちらかというと、
あまり緊張しないタイプだと思います。
それがなぜか考えると、小学生の頃の
経験が影響していると思いました。
ボクは小学校2年生の頃から野球を
していたましたが、5・6年生の2年間は
大阪の甲子園常連校である履正社高校の
コーチだった方に指導してもらっていました。
絶対に妥協を許されなかったし、
求められることのレベルが異常に
高かったと思います。
でも、確かにコーチは怖かったけど
スパルタ式の指導では全くありませんでした。
コーチが怒るのは自分が一生懸命に
練習をやらなかったからで、
ちゃんと理由がありました。
試合でも、勝ち負けではなく、
練習したことを出さなかったときに
怒られてたんですよね。
子供ながらに、一生懸命に練習すれば
いいんだということは分かりました。
だから、試合の前に緊張したり、
負けたらどうしよう、
勝たなければコーチに怒られる、
といった気持ちは一切ありませんでした。
「できないことはできないんだから」
と割り切ることができ、
「できることを一生懸命やろう」
と思って、やりました。
できないことを叱られたことはありません。
いつも叱られていたのは
できるのにやらないことだけでした。
でも、大人になっても
〝できるのにやらない〟人だらけですよね。
できることを一生懸命やるだけで
十分に差別化になるし、人と差がつくことが
わかったので、必要以上に背伸びして、
人に大きく自分を見せようとしなくなりました。
「面接で緊張する」とか
あまりよくわかりません。
だって、聞かれたことを答えるだけですよ。
知らないことは知らないんだから
仕方ないでしょう。
「仕事で緊張する」とかも
あまりよくわかりません。
だって、できないことはできないんだから
仕方ないでしょう。
これだけやっててダメなら仕方ないや!
って思えるくらい、勉強・練習・努力していたら
緊張や不安は消えると思います。
意思なんて、みんな弱いんです。
でも、その弱い意思を上手に扱える人と
扱えない人はいます。
継続できる人や習慣化できている人は
やる気に頼っていません。
やる気は続かない。やる気は消える。
ということを知っています。
工夫しましょう。
「できるのにやらない」が続くと、
人から期待されなくなります。
口うるさった人が静かになったら
見捨てられた証拠ですよ。
END