サラリーマンには「指標」や
「指針」と呼べるものがありません。
学校のように道筋を示してくれる
先生もいなければ、何をすべきか、
わからないからビジネス書を
読み漁ったり、いろいろな資格の
取得に励んだりするわけですよね。
だから、自分の「使命」や
「自分の命を燃やす対象や場所」が
見つかっている人を見ると、すごく、
濃厚に生きているように思えて、
その人が羨ましく思えるときがあります。
もちろん、
「自分の命を燃やす対象や場所」が
見つからないと生きていけない
わけじゃありません。
でも、サラリーマンとして
仕事をしていると何を評価されているのか
わからなくなる時があります。
どれだけ売上を作っても入社時期が
同じなら給料は同じだし、
仕事を早く終わらせて生産性を高めても
仕事が遅くて効率が悪い人が残業代を
もらって、自分より手取りが高いし、
ノルマを達成しても隣の部署が下がったら
自分もボーナスが減るし・・・
何と戦っているかわからない世界が、
サラリーマンの酷なところです。
だから、自分の理想の未来に
向かえているか、「指標」や「指針」
というものは大事だと思います。
・過去のこと
・現在のこと
・未来のこと
どれを一番、多く考えているでしょうか。
将来を良くしていきたいと思いながら
あまり変わらない人はきっと、
過去のことか、現在のことばかり
考えている可能性があります。
多くの実業家は夢があるから
サラリーマンをやっていないんです。
サラリーマンがダメって話ではありません。
サラリーマンでは「指標」や「指針」を
持ちにくいですよね!って話です。
ぜひ「未来のこと」を考える時間を増やして
自分の憧れる未来に対する「指標」や
「指針」を持ってほしいなと思います。
会社しか知らない人生は大問題です。
会社は定年後の人生まで
面倒を見てくれないからですからね。
END