バスケットボールの漫画で有名な
SLAM DUNKにこんな場面があります。
大会の練習前に主人公の桜木花道が、
監督の安西先生にこう尋ねます。
「何をやったら良いんだ?」
すると、安西先生は、
当たり前のようにこう答えます。
「シュート2万本です」
ここで桜木花道がもし、自分だったら
あなたはどんな反応をしますか?
「え~、シュート2万本!?
無理に決まってるやろ!」
こんな風に思う人の方が
多いんじゃないでしょうか?
でも、桜木花道は、こう言います。
「2万で足りるのか・・・」
2万本って、1週間で割ったら
1日約2850本ですよ!
これを漫画の世界だろ?
って思う人もいれば、
それくらい練習をしないと
身につかないよね!
って思う人もいます。
いつもニコニコ笑っている人は
たくさん苦労してきた人です。
世の中の大人の甘い言葉を
真に受けてはいけない
と僕は感じています。
「〇〇君もできるよ」
「〇〇ちゃんもできるよ」
っていう言葉には、
「死ぬほど努力すれば
〇〇君もできるよ」
「死ぬほど努力すれば
〇〇ちゃんもできるよ」
が抜けていると僕は解釈しています。
僕はプロ野球選手を目指していたので
世の中で凄い人は凄い努力をしている
ってことを知っています。
人と違うことを考え、
人と違う選択をし、
人と違う基準を持っている
ってことを知っています。
だから、僕は今も、
人と同じ読書量で
人と同じ勉強量で
いいわけがないって思っています。
ダラダラ他人のSNSを見る時間はあるのに
「読書する時間がない」って言う人や
お酒やタバコにお金は使うのに
「本を買うお金はない」と言う人には
響かない内容かもしれません。
でも、落ち着いて、冷静に、
世の中を見てみましょう。
半端なく凄い人は、
みんな凄い努力をしていますから。
END