さすがに最近は「公務員=安定」
と思う人も少なくなってきましたが、
まだ、安定を求めて公務員に
就職している(しようとしている)
人もいるのが現実です。
公務員は安定ではなく一定です。
そして、ハッキリ言って終身雇用は
以下、3つの理由で維持できません。
第1
単純に多くの公務員を雇用し続けることが
できない財政状況にあるから。
そんな中、新卒で採用した人材に対して、
40年先まで雇用できると
断言できるわけがありません。
第2
AIやITの普及により、
職員がやるべき業務が大きく減少するから。
AIが行うようになれば適正な職員数が
今とこれからとでは大きく変わります。
第3
今後の急激な社会変化や市民ニーズの
多様化・専門化に対応するには
プロジェクトごとに外部から専門家を
登用する必要があるから。
新卒で採用したプロパー職員を
40年近く全員雇用し続けるのではなく、
課題に応じて職員を入れ替えていく
流動的な組織運営が不可欠になります。
2019年4月1日に大阪市営地下鉄が
民営化されたように地方でも存続が
危ぶまれている鉄道路線は多いでしょう。
公共交通機関は人口減少の影響を
受けやすく、車両レールや施設維持など
考えると特に地方はもう限界でしょうね。
財政難に陥った結果、その維持が、
困難になりつつある自治体も少なくありません。
北海道の夕張市は2008年に破綻しました。
これからは公務員ですら、
自己責任の時代ですね。
選んだ仕事でできるライフスタイルを
生きるのではなく、
生きたいライフスタイルを
実現するために仕事を選ぶことが
これからの働き方だと思います。
仕事にこだわるのか、
人生にこだわるのか、
僕は後者です。
END