人材サービスのマンパワーグループが
2020年3月にまとめた調査では、
役職についていない20~50代の
正社員400人の83%が
「管理職になりたくない」と回答しました。
理由は、以下の通りです。
でも、これは決して意欲がないという
ネガティブなことではなく、
むしろポジティブなことだと思います。
きっと「どんな生き方がしたいか」を
考える人が増えてきたってこと。
先日、パナソニックが早期退社を募ったところ、
優秀な社員ほど募集をしてきて
それは1,000人を超えたというニュースが
あったのをご覧になった方も多いと思います。
「ピーターの法則」でも証明されていますが
優秀な人ほど、辞めていくんですよね。
指示された以上の仕事をしても、
自分のためになるという意識を
持てないんだと思います。
実際、サラリーマンで来年は年収が
10万円あがるっていう人いるでしょうか?
ボーナスカットや減額で、むしろ、
下がる人の方が多いでしょう。
「努力は報われる」は少し違っていて、
「報われることに努力する」が、
これからの時代なんだと思います。
例えば・・・
電車で横に座っている人に、
「どこへ向かってるんですか?」と聞いて
「いや、わからないです」って、
言われたら、「は?」と思いますよね?
じゃあ、みなさんは、
今の仕事やこれからやる仕事を
やり続けた先に何があるか、
ハッキリ答えられるでしょうか?
最近は副業やスキルアップなどを通じて
若いうちから長く働ける環境を
準備することの重要性が若年層にも
認識され始めています。
「大企業=安泰」という
方程式はもうありません。
大企業だからといって
あぐらかいてる人は
ゆでカエルになっちゃいます。
早期退職やキャリアチェンジは
ちょっとした勇気や覚悟が
必要かもしれませんが、
「自分の将来のためになる」という
実感が持てないまま働くよりも
ずっと優しい気がします。
END