みなさんは普段から自分の頭で考えて
生きているでしょうか?
「自分の頭で考える」ことは
難しいことではありませんが、
やったことない人や
考えている回数が少ない人も
意外と少なくないのかもしれません。
学生時代は時間割や練習メニューも
決められてきて、社会人になっても
働く場所、時間、仕事内容、給料も
決められている人が大多数だと思います。
これらが悪いわけではありません。
ただ、気付かぬうちに、
「自分の頭で考える回数」
「自分で決断する回数」が
日常の中であまりないことに
気付いている人は少ないように思います。
考えないで生きていくと
生きたように考えるようになります。
考えることができない人は
あまりいないんだけど、
あまりにも考える機会がないことで
考える筋肉が衰えすぎて、
考えれなくなってしまっている
といった感じです。
「自分のアタマで考えよう」という本が
素晴らしかったので、一部紹介します。
「考える」っていうのは難しい概念です。
「自分は今、必死で考えているんだ!」
と主張する人の頭の中を覗いてみたら、
そこは、
【ああ、どうしよう。困った。このままじゃダメだ。とりあえず、様子をみてみようか?いや、それじゃあ悪くなるばっかりだ。なんとかしなくちゃ。でも、どうすればいいんだろう?誰かに相談するべきかな?うーん、どうしたらいいんだろう。】
という状態だったりします。
これを「考えている」と呼ぶでしょうか?
これが「思考」でしょうか?
むしろ何も考えていない状態ですよね。
何かを選ぶときに、
選択肢が多いと悩みますよね。
進路だったり
転職だったり、
お店だったり、
その他いろいろ、
こういう時、僕たちは、
「選択肢が多すぎる」と思います。
「選択肢が多いから
迷ってしまって決められない」
と感じます。
が、それは間違い。
決められないのは選択肢が
多すぎるからではなく、
「判断基準がないから」です。
だから他人から学ぶことは
その人が
「何を」選んだかじゃなくて
「何故」それを選んだのか、
〝判断基準〟を学ぶのが大事ですね。
END