今年は大増税時代となっており、
物価の上昇は連日ニュースで見ますし、
改正されるルールもいくつかあります。
この激変時代を生き抜くには、
スキルが必要だと思うんですよね。
だから、コーチング市場も
ぐんぐんと伸びてきており、
〇〇コーチと名乗る人も増えてきました。
ただ、誰かをコーチングしたり、
指導して、その人のレベルアップのために
スキルを身につけさせようと思えば、
「意味のある負荷をかける」ことが大事です。
よく「人が変わるには時間がかかります」
と言いますが、ただ時間をかけるだけでは
人は変わりません。
人が変わるには負荷が必要です。
負荷をかけるほど人は変わります。
ただ、意味を理解していない負荷は
疲れるだけで身につきません。
「思いやり」のつもりが
「重い槍」になってしまいます。
そして、この負荷を意味あるものとして
解釈できるか、この負荷を「思いやり」
として受け取ってくれるかどうかは
伝えたり、コーチ・指導する側が
意味や目的をきちんと伝えることに
かかっています。
でも、もう1つ大事なことがあります。
それは負荷をかけられる側が
どう解釈するかです。
もっと、言うと、コーチ・指導される側が
どんな心構えなのかで大きく変わります。
受け身なのか、主体的なのか。
受け身で誰かに決められたことを
やっていたり、自分の意思が伴っていないと
「言われている」と解釈します。
でも、主体的で、自分で決めたことを
やっていて、自分の意思が伴っている人は
「(わざわざ)言ってもらっている」と解釈します。
この違いはかなり大きいです。
前者は「もっとできるよ!」って言葉が
悪に聞こえます。
でも、後者は「もっとできるよ!」
って言葉が激励に聞こえます。
僕自身もたくさん叱られてきました。
野球のコーチや先輩、
会社の上司、大学の友達、
コンサルタントの方、などなど、、、
でも、その都度、その都度、
「言われているな~」ではなくて、
「(わざわざ)言ってもらっている」
「自分のためを想って言ってくれている」
って、解釈ができたのは、きっと、
僕自身が自分で決めたことを
やってきたからだと思うんですよね。
みなさんは、「自分で決めたこと」
いくつありますか?何回ありますか?
多くの人は、学校も授業も登下校時間も、
時間割も練習メニューも制服も、
仕事内容も、座る席も、働く時間も、
働く人も、給料も、お休みの日も、
決められています。
もっと言うと、出勤時間から逆算すると
起きる時間も決められていますよね。
だから、不満が出るし、相手の言葉が、
善意として受け取れないんですよね。
会社や地元の飲み会ですら、
決められていませんか?
自分で決めたことやった回数が増えると
普段してもらっていることに気付けます。
だから、人よりも人の優しさに敏感になり、
自然と感謝することができます。
何か指摘してもらうと、嬉しくなります。
他人のお役に立てるように自分が成長しよう。
そのために、
自分の意思で決める回数を増やそう。
そうすれば、
相手の言葉が激励に聞こえ始める!
END