以下のグラフを見てください。
各メディアの広告費の推移です。
今まではテレビCMなどに大金を払って、
その商品や会社のイメージやブランドを
つくってきました。
でも今は誰もがSNSで自分を発信できる時代。
大金をかけずに自分をブランド化できます。
もし、あなたが会社の社長だった場合、
自社を無料で、CMで宣伝していいとなれば
喜んでするのではないでしょうか?
それをできるのが、SNSです。
資生堂は2023年にテレビCMをやめます。
テレビを見ている人が少なくなってきて
費用対効果が低いと判断したからですね。
広告は見られてなんぼですから、
人が集まらないところへ、
お金を払って広告を出す意味がありません。
テレビ業界の収益が下がっていることは
番組を見ていてもわかります。
最近、よく芸人がひな壇に座っていますよね。
芸人が出ていない番組はないんじゃないか
と思うくらいです。
理由は簡単で、芸人はギャラが安いからです。
今は、インスタグラマーやユーチューバー、
ティックトッカーが普通に存在する時代。
企業は無名でも、芸能人じゃなくても、
一般人でも影響力がある人にお金を払って
広告をお願いしていますよね。
完全に、広告のあり方が変わってきています。
最近、若者と喋っていて、広告の話になり、
こんなことを言っていました。
「CMをしないってことは
自信がないってことですよね?」とか、
「CMをしないってことはできない
理由があるってことですよね?」
・・・
こういう時代背景や経済の流れを
読めていたら、「そうじゃないよ」
ってことはわかりますよね。
また、
自信があるからCMをするっていうのは
逆かな、と思ったりします。
広告を出している企業やお店は
裏を返せば、何かに困っている、
本当は自信がない、とさえ思います。
たとえば・・・
「うちのお店、めっちゃ美味しいですよ」
っていう飲食店、美味しそうですか?笑
本当に美味しいお店、料亭などは、
広告を出していませんよね。
企業における社員の採用だって、
本当にうまくいっている企業は
勝手に人が集まってくるので
求人なんか出しません。
HermèsやLouis Vuitton、
フェラーリやポルシェなど
ハイブランドや高級車は
自信がないからCMを
やっていないんでしょうか?
僕は逆だと思います。
こんないいもの、いちいちCMしなくても
売れるでしょ?っていう自信があるから
CMをしていないんだと思います。
CMはあくまでイメージ作りです。
サービスやコンテンツだけでは
価値提供できないかもしれないものを
イメージをつけることによって
購買へ繋げようとしているわけですよね。
まとめ
・広告は無料で出せる時代
・広告を出すならインターネットへ
・人に影響を与えられる人が
広告収入を得られる時代
END