「誰かに慰めてもらいたい」
「誰かに解ってもらいたい」
と思っている人がいます。
でも、それは薬で言うと
「痛み止め」にしかなりません。
一時の安らぎは得られても
根本的には解決しないからです。
他人に理解を求める時点で
自分らしい生き方じゃないんですよね。
根本的な「手術」なしでは
治癒しない問題が目の前にはあります。
周りが認めてくれないから
自分を認められないんじゃなくて
自分が自分を認めないから
周りも認めてくれないんです。
そのことに気付かず、
相手に承認を求めても
何も解決しません。
なぜなら、問題は自分だからです。
自分で胸を張って、
「誰にも負けないくらい努力している」
という自信がある人は、
そもそも他人からの承認を求めません。
才能や環境がどれだけあっても、
目の奥に潜む自信っていうのは
コツコツ続けた人には適わないものです。
自信を持つには、それなりの、
努力も必要になってくるでしょう。
つまり、自分を変える勇気が必要ですね。
ちなみに、
今までの自分の殻を破れる人は、
7%程度しかいないそうです。
しかし今、社会が求めるのは
その7%の人ですよね。
成人の知性のレベルは、
大きく3つに分かれます。
・環境順応型知性 22%
→ 日和見の人
・自己主導型知性 66%
→ 過去の成功パターンに固執する
・自己変容型知性 7%
→ 新しい解決策を導き出す
“なぜ人と組織は変われないのか?”
(ロバート・キーガン著)P45
周りから認められることを目指すより
自分を認められる自分を目指そう。
END