日々、忙しく生きていると、
スケジュール通りに予定が進まないこと
って、ありますよね。
時間がおしてしまったり、
電車が遅延したり、
うっかり忘れていたり、
渋滞していたり、、、
色んな、外的要因も含めて、
人を待たせてしまう時があると思います。
人を待たせてしまうと、どうしても、
申し訳ない気持ちになったり、
気まずくなったりすると思います。
今回は、「それが何故なのか」、
「どうしたらそれが解決できるのか」が
この記事で参考になれば幸いです。
人によって時間の感覚は違う
まず、そもそも人によって
時間の感覚が全く違います。
僕は人を待たせてしまうときは
必ず時間を提示します。
今、思えば、僕が学生時代のアルバイトから
今までも、あまりクレームを起こさないのは
「時間を提示していたから」かもしれません。
「少々お待ちください」は
言ったことがありません。
相手のリクエストに対して、すぐに、
応えられない時も時間を提示します。
たとえば、会議などで忘れ物をし、
取りに戻らなくてはいけない場合も
「5分ほどで戻って参りますが、
よろしいですか?」
というようにお伝えします。
ここで「少々お待ちください」とだけ言って、
会議室を出たとすると、お相手は「少々」と
言われたから、すぐ戻ってくるのかと思って
お手洗いに行きたいのを
我慢しているかもしれないですよね。
でも5分くらいかかると
あらかじめ申し上げておけば、
その方はお手洗いに行けます。
15分かかるのであれば、
1本電話をすませることができます。
30分ほどと言われたら、
コンビニに飲み物を買いに行けます。
相手に時間を有効に使っていただくためにも、
必ず時間の提示が必要です。
繰り返しになりますが、
人によって時間の感覚は違います。
ある人にとっては5分は短くても、
ある人にとっては5分も、
と長く感じる場合もあります。
そういった食い違いを起こさないためにも、
時間を提示することが
相手への配慮だと思うんです。
待たせてしまうときの対応
友達同士でも「ちょっと遅れる」とか
接客・サービス業、電話対応でも、
「少々お待ちください」と言ったのに、
その「少々」が1分なのか
10分なのかがわからなければ、
相手の時間を奪ってしまうことになります。
「少々お待ちください」の
「少々」は何分なのか?何秒なのか?
人によって受け取り方は違います。
そこで世界共通の「時間」を伝えれば
待ち時間を利用して本を読めたり、
メールの返信ができたり
時間を有効に使うことができます。
ディズニーランドやUSJの乗り物に
待ち時間が表示されていなかったら
どう思いますか?
あらかじめ何分待つのか分かっているのと、
いないのとでは心構えが違うんです。
僕も会う「層」が高くなればなるほど、
時間を大切にしている印象があります。
それは、待つのが嫌いというよりは、
待つ時間を有効に使えないことが、
嫌だからです。
何か、イベントや飲み会の主催者も
待っていていいのか、始めていいのか、
わかりませんから。
相手を待たせてしまうときは、
世界共通の「時間」で伝える
これ、本当に大事です。
遅刻をプラス評価に変える方法
「入社3年目までに身につけたい上司のトリセツ」
という本にこんなことが書かれていました。
「ちょっと遅れます」という
連絡ならしない方がマシです。
到着するのが5分後なのか
20分後なのか、相手が、
予想も期待もしようがないからです。
連絡するならば
抽象度をなくしましょう。
本当に同感です。
これ、必殺技ですが、
どうしても遅刻してしまいそうな時は
「遅め」に伝えて「早め」に着くといいです。
5分遅れそうなのを
そのまま「5分遅れます」って
連絡して5分後に着くのと、
「10分遅れます」と言っていて、
5分後に着くのとでは、
評価が全く違いますよね?
どうせ遅刻する時点で、もう、
やらかしちゃっているんだけど・・・
同じ5分遅刻でも後者は、
「あら、意外と早かったね」とか
「めっちゃ走ってくれたのね」と
プラス評価の可能性があります。
しかも、「5分遅れます」って言って
信号やエレベーター待ちで、
5分以上かかってしまうかも
っていう不安も前者はあるけど
後者はありません。
だから
どうしても遅刻してしまいそうな時は
「遅め」に伝えて「早め」に着くといいです。
相手に辛い想いをさせない配慮
待たせてしまう時間を伝えるときも、
「5分ほどお待ちください」
といって4分の場合と、
「3分ほどお待ちください」
といって4分の場合では、
同じお待たせする時間は4分だったとしても、
与える印象は変わります。
たとえば、グランドを10周走れ!
と言われたとして、7周目で
「今日のところはこれでおしまい」
と言われたときと、
グランド5周走れ!と言われたとして、
5周走ったところで「あと2周!」
と言われたとき・・・
どちらが心理的にキツイかは
想像つきますよね。
だとしたら、周りの人に
キツイ思いをさせてはいけませんね!
遅刻すると、どうしても、
申し訳ない気持ちになったり、
気まずくなる気持ちもわかります。
でも、
直前や、定刻を過ぎてから、
抽象的な連絡をされるから
相手は嫌な気分になるだけで
事前にきちんと連絡していれば、
相手はそんな嫌な気分にならないですよ。
相手からお時間を頂くので、
待たせてしまわないいことが
もちろん、大事ですが、
完璧な人は誰もいません。
いつも待たせてしまうのが
良くないわけであって、
待たせてしまうことは
誰だってあります。
待たせることは仕方ないし、
相手都合の注文だってあります。
でも、その時に相手を思いやった
心の持ち主かどうかは連絡1つで
判断されます。
誠実な対応を心掛けたいですね!
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