人が行動する「動機」は2種類あります。
①「内側からの動機」
②「外側からの動機」
「内側から起こる動機づけ」とは
お金のためでもない、
怒られないためでもない、
その活動そのものを「やりたい」
という動機づけです。
たとえば、まったく収入にならない
趣味の活動や研究などです。
「外側から起こる動機づけ」とは、
その「活動」を楽しむものではなく、
他の目的のために活動することです。
たとえば、試験に合格するための
勉強やダイエットのための運動です。
その「活動」自体が楽しい
と感じることを心理学で、
「内発的動機づけ」と言います。
「活動」よりも、それによって
「褒美」や「罰」があることは
「外発的動機づけ」になります。
どちらが正しいとか間違い
ということはありません。
「外発的動機づけ」が悪いと
いうわけでもありません。
ただ、内発的動機づけによる活動は、
外発的動機づけによる活動よりも、
「楽しく」「質が高く」
「継続できる」という違いがあります。
試験のために勉強している人は、
その試験が終われば、勉強をやめてしまいます。
でも、学びは楽しいことであり、
夢や目標に必要なものだとわかっている人は
放っておいても勉強します。
これがまさに内発的動機づけです。
ボクは他人に褒められたいとは思わなくて
自分で自分を褒めてあげられる生き方を
貫きたいと思っています。
ボクは他人から認められないことより
今の努力がどこに向かっているのか
わからないことが怖いです。
周りに燃やされて頑張っている人は
大したことありません。
でも、自分で発電して頑張る人は
魅力的です。
何かの報酬を得るためにやることや
罰を避けるためにやることには、
「最低限」の結果しか生まれません。
会社の仕事は「報酬」を得るために、
生活のために働くという動機の人が多いです。
だから楽しくないんですよね。
でも、その「仕事」からどんな「経験」
「学び」「楽しさ」「成長」「貢献」が
あるのかを考えることで、
その仕事自体が楽しいものになってきます。
自分が「もらえる」報酬より、
自分が「与えている」貢献に
フォーカスしてみてください。
あなたが周りの人に役立っているという
「貢献感」や「有能感」を
味わってください。
そして、「やらされて」いるのではなく、
「自分で選んでいる」ということを
自覚してください。
END