地球上のすべての生き物には、
必ず、天敵がいます。
天敵が存在しないのは、
唯一人間だけです。
でも、自分の外にいないだけで、
本当は自分の内側には
天敵がいるのかもしれません。
恐れ、怨み、不安、
過度の競争心、嫉妬……
“愛”の対極にある感情と、
そこから生まれる愚かな行為が、
人間の天敵なのではないか、
僕はそう思っています。
そして、そんな天敵の存在を
うすうす感じとっているからこそ、
その天敵に打ち克ち、
愛を持ち続けている人に
人は強く胸を打たれて、
その人のファンになっていく・・・
そのように感じています。
人から、愛を感じるときの1つとして
「信じてもらえている」という
感覚があることじゃないでしょうか。
「信じる」ってすごくステキな
愛情表現なのかもしれません。
信じることが簡単じゃないことも
信じることには勇気や覚悟が
必要なことも知ってるからこそ、
ぼくは信じてくれてる人だけは
絶対裏切れないし、
絶対大切にしたいって思っています。
それと同時に思うことは、
いつも愛に飢えている人って、
人を信じる勇気がない人だ
とも思っています。
この意味もわかる人にはわかるけど
わからない人はわからないと思います。
また、自分の内側に潜む、
天敵に打ち克つ魅力的な人は、
顔の化粧ではなく、
心の化粧をしています。
「化粧」というと女性が連想されますが
例えやすいから、ここでは「化粧」という
表現を使いますが、話自体は男性にも
共通して言えることだと思います。
今の若者たちは、ポーチの中に
お化粧道具をいっぱい持っています。
彼女たちはお金をかけて美容道具を
買ったり、エステに通ったり、
美容室やネイルなどに行き、
綺麗になろうとしていますよね。
でも、綺麗にはなっているけど、
美しくなっているか?と言えば、
ぶっちゃけ、疑問です。
美しい人って、面倒なことを、
ちゃんとしているんですよね。
自分が座った椅子は
元どおりに入れて帰るとか、
落ちているゴミは拾うとか、
洗面台で自分が落とした髪の毛は
取って綺麗にしてから去るとか、
お礼連絡はすぐに書いて送るとか・・・
でも、めんどくさい人って、
めんどくさいことをやっていないんです。
人はやっぱりある程度の年を取ったら
それ以上綺麗にはなることは難しいです。
でも、より美しくなることはできます。
その「美しさ」というのは、
内側の天敵に打ち克つ人にしか
放たれない輝きだと思っています。
お金で買えないんです。
自分と闘わないと得られないんです。
だから、
顔の化粧ではなくて、
心の化粧なんです。
見た目だけの努力をして外見が
可愛くなったように見えても
1割の本質を見る男性は
そんな女性を魅力的に思いません。
逆もしかりで、
ブランド品を身に付けたり、
モテたいためだけの筋トレで
マッチョになったとしても
心のカッコよさが伴わない人に
1割の本質を見る女性は
そんな男性に恋をしないはずです。
男が見てもカッコイイ男というのは
どんな挫折があっても
自分が決めたことを貫くとか
人が嫌がることを率先して笑顔でするとか
不安がありながらもチャレンジするとか
泥臭くて面倒くさくて我慢と忍耐が
必要なことを積み重ねるとか、
こういうことを必ずやっています。
本当のイケメンはその苦労を見せないから
9割の人は気付かないだけです。
不満を言わない人は辛い状況じゃないから
言わないわけじゃありません。
強くあろうと頑張っているから
言わないんですよね。
言いたいこともあるだろうし、
涙で枕を濡らしたこともあるだろうし、
上手くいかないこともあるし、
色々言われて傷つくこともあるし、
しんどい時もあるし、
逃げ出したくなる時もあるけれど・・・
それらも含めていつか振り返ったときに
その「頑張った事実」 「過去の自分」が
これからの自分を支えてくれるんですよね。
過去、自分から逃げてきた人が
自分に自信を持つって、
ハッキリ言って不可能だと思います。
人生を楽しめていない人は
挑戦もせず、行動もせず、しいて言うなら
人の批判は一丁前にする、、、
1割の内側を見る女性は
そんな信念も根気もなく、
本当の実力もないのに口先だけの人を
カッコイイと思わないはずです。
「自分のことが好きじゃない」って言う人は
自分の内側に潜む天敵からいつも逃げて
心の化粧ではなく、顔(見た目)の化粧ばかり
やっている人です。
逆に、
「自分のことが好き」って言う人は
自分の内側に潜む天敵に打ち克った人であり、
心の化粧を絶えずしている人ですから。
例外なく。
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