今、日本の労働者の収入の中央値は
350万円ほどだと言われています。
それが今後、上がっていけばいいですが
日本は先進国で唯一30年間も給料が
上がっていません。
30年間上がらなかったのに、
来年から上がる!とは思えないし、
むしろ、物価上昇や税金などで
右肩下がりになる予想がつきます。
「日本人の勝算」の著書でも有名で
デービッド アトキンソンは新刊、
「給料の上げ方」でこう言っています。
大半の日本人は文句も言わず毎日会社に行って、真面目に働き、給料を上げてもらうための交渉をするわけでもなく、また転職もせず、同じ会社でひたすら我慢し続けているのが現状ではないでしょうか。
鬱憤がたまるせいか、人によっては夜になると、飲み屋に行ってビールを飲みながら文句を言うこともあるかもしれません。ですがそんな人でも、翌日からはまた我慢の日々を過ごします。
なぜ日本の人たちは、ひたすら我慢をし続けるのでしょうか。私にとっては謎でしかありません。
来年の給料と休日日数って、
もう検討がつきますよね。
検討がつくってことは
来年もライフスタイルが
変わらないってことです。
景気や政策、会社に期待していても
給料は上がりません。
給料は、次の5つの方法で
「自ら上げる」しかありません。
(1)交渉をする
(2)転職をする
(3)起業をする
(4)海外に移住する
(5)投資する
そして、この5つの方法は
学校で教わってきていないことに
改めて、認識することです。
僕は(4)以外、すべて、
経験したことがあります。
(4)も必ず経験するつもりです。
日本の学校(教育)はいまだに、
自己主張や主体性がなく従順で
均質化した、平均的な能力をもつ
人材を育てようとしていますよね。
知識とか、スキルとか、偏差値とか。
でも、海外が求めるのは主体性があり、
自由でクリティカルシンキングができ、
多様性があり、それを受け入れられる
オープンマインドをもつ人材です。
日本と真逆です。
その結果、自分の強い信念を
発信できる人があまりにも
少ないのが事実です。
そして、自分の意見を「言えない人」が
多いと思っていたけど、そもそも、
自分の意見を「持っていない人」が
多いんだと思います。
要は、考えてないですよね。
自動運転だって事故をしたら危ないから
と言ってグダグダしていたらもう完全に
中国とアメリカに追いていかれましたよね。
海外では走らせてデータを取らないと
改善していけない、という考え方です。
親も、先生も、上司も、
失敗したらすぐに怒る・・・
自分で失敗しないと何も気づかないし、
「失敗しても大丈夫!」という
心理的安全性がない環境じゃないと
人は伸びていかないと思います。
日本の学校(教育)だけでは日本の
社会でしか生きていけない人材に
なってしまいます。
その典型が「大企業は将来安泰」
「高学歴は有利」「公務員は安定」
とか言っちゃう人たちです。
現在、日本の人口は
126000万人で世界11位。
でも、2050年には105000万人で、
世界17位となってしまいます。
僕はもっと減ると思います。
GDPも世界3位から
7位に後退する予測です。
つまり、国内での消費や投資が
少なくなり、仕事が減るということです。
2050年になると、国内だけで
食べていける時代は過去のものとなる、
ということです。
そうなると、必然的に、
海外での就職や進学を考えることが
当たり前の時代もくるでしょうね。
未来を見据えた生き方、教育が大事ですね!
END