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本当のコミュ症とは・・・

投稿日:

仕事ができない人がスキルより欠落していること

昨日、夜遅くに友達数名がZoomで
集まって「コミュニケーション力アップ」の
お話になりました。

その中で、友達が本に載っていたよ、
ということである言葉を紹介してくれました。

本当のコミュ症は言いたい言葉が
出てこないのではなく、
『言わなくていいことを
黙っていられない人』である。
深く、納得です。

『あえて言わない』選択肢を
選べる人をぼくは尊敬します。

こういう人は「思いつき」の言葉に
一呼吸”我慢”をいれられる人です。

「何を言うか」より「何を言わないか」
「何をしゃべれるかが知性で、
何をしゃべらないかが品性」を
同時に意識できていて、
言葉のトゲが少ない人でもあります。

悪気がなかったらセーフなんじゃなくて、
それを言うと相手がどう思うか?という
想像力や配慮の欠如がアウトなんです。

たとえば、恋愛でも、
彼氏が他の女性を見て「かわいい」
って言うのがムカつくというより
それを聞かされたら傷つくかもしれない
という想像力のなさに呆れている

これが本質ですよね。

 

とにかく・・・

余計な一言を言っちゃう人は
本当に想像力、客観的思考が欠如していて
感情のコントロールができてないんです。

嫌な感情の背後には必ず
自分の常識や思い込みが隠れています。

嫌な感情が出てきたら
それは自分の思い込みや
価値観に気づくチャンスなんです。

何を嬉しいと感じるのか
何を面白いと感じるのか
何を楽しいと感じるのか

ポジティブな感情は
自分が何者であるのかを
教えてくれる感情です。

でも・・・
何に怒りを感じるのか
何にイライラしてしまうのか
何を悲しいと感じるのか

ネガティブ感情はポジティブ感情より
もっと色濃く自分が何者であるのかを
教えてくれます。

悪感情だって自分を知り得る教科書。

その教科書は人にぶつけるのではなく
自分のために読み解いてみてください。

 

人と関わる以上は、意見が合わなかったり
イラっとしてしまったり、
理解してもらえなかったり、
そりゃ、いろいろ、ありますよ。

その時に、怒りや悲しみを相手にぶつけて
しまっても誰も得になりません。

それを言って、誰が笑顔になるの?
という一言を言う人が多すぎるんですよね。

何でも言いたいことを言える強さよりも
余計なことを言わない優しさの方が、
難しくて、尊くて、ずっと強いんですよ。

自分で余計な一言を言っちゃった自覚が
ありながら、LINEや手紙でしか謝らず
目を見て謝ることができていない人
って、ずっと後悔すると思います。

END

-コミュニケーション

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