人には、短所と長所があると言われますね。
で、短所はダメなものだと
勘違いしている人が多いですが・・・
自分の強みは人のために使うものであり、
自分の弱みは人に見せるものです。
人は欠点で愛されて、
弱点が個性になり、
失敗談で話は盛り上がり、
弱みによって信頼関係は深まります。
だから、自分に欠かせない点を
欠点というんです。
長所短所があるから、人は不完全なんです。
不完全な人間がやることだから
失敗して当たり前です。
失敗して、学んで、もっと成長したらいい。
失敗やミスをビビッて潜在意識で
行動にブレーキをかけている人がいます。
本人も気付いていないことがほとんどです。
なぜなら、潜在意識だから。
で、潜在意識でブレーキをかけている正体は
「恐れ」であるパターンが多いです。
「ミスや失敗をして、迷惑をかけて
嫌われたらどうしよう」とか
「期待に応えられず、呆れられたらどうしよう」
「自分が無能だと思われたらどうしよう」
などです。
でも、ミスを隠すということは
『誰にも許されることがない』
ということですからね。
「許された」という経験をしないってことは
『誰からも愛されたことがない』ということ。
ミスって故意ではないので、ある意味、
自分の『素』が出てしまうポイント。
ミスにこそ本当のその人らしさが出るんです。
だからミスを申告するということは
本当の自分をさらけ出すことに等しく
それを許されることは
本当の自分を愛されているような
安心感を得ることができるんです。
人が自分の居場所とするのは
自分の良いところを賞賛してくれる場所ではなく
自分の失態を許してくれる場所です。
すなわち、本当の自分を
愛してくれる場所なんですよね。
そこを自分の居場所としたいのなら
素の自分が出てしまう
ミスを隠してしまわないように!
・
本来、誠実でない人などいません。
『本当の自分をさらけ出して
許されなかったら怖い』という「恐れ」が
人を臆病にさせ、本来、持っている
誠実さを封印してしまうだけなんです。
あなたは決して不誠実な人ではありません。
ただ、ちょっと臆病なだけ。
足りないモノは勇気だけ。
迷ったら、勇気が必要な方へ!
みんな不器用だし、
みんな短所もあるし、
みんな未熟なんだから。
ミスは恥ずかしいことじゃない。
だから、隠すな。
もっと、わがままでいいのよ。
悲しいとき、寂しいとき、辛いとき、
その感情を出していい。
だって、そういう時に
支えになりたいんだから。
そういう時にこそ、人の笑顔の
理由になりたくないですか?
失敗した方が自分の居場所が見つかるよ。
ミスした方が自分の居場所が見つかるよ。
あなたがしたミスや失敗、その不完全さで、
輝き始める人がいます。
救われる人がいます。
本当の仲間や居場所を見つけたかったら
ミスや失敗をもっとさらけ出してください。
あなたが落ち目だろうが、短所があろうが、
それを知った上で離れない人が、
本当の仲間であり、大切にするべき人。
ボクはそう思っています。
END