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「常識」と「良識」

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良識と常識

「常識」という言葉は誰もが聞いたこと
あると思いますが、「良識」という言葉を
聞いたことがあるでしょうか。

ボクは最近、知りました。

そして、「良識」とは何か?すごく
考えるようになりました。

まず、常識とはその人のとって、
ふつうであることですよね。

アインシュタインはこう言いました。

常識とはその人が18歳までに得た
偏見のコレクションである

つまり、常識に「良い」「悪い」はありません。

たとえば、スラム街で育った子供は、
万引きをすることは「常識」です。

たとえば、インドやフィリピンなどは
一夫多妻制なので、男性が複数の女性と
お付き合いすることは「常識」です。

繰り返しになりますが、このように
「常識」=いいことではありません。
常識はその人にとって、普通なんです。

だから、目の前の人が「ん?」と思うような
行動を取っても、悪いわけじゃありません。
そういう常識で育っただけです。

ただ、「良識」という考え方もっと広まれば、
もう少し世界は良くなるんじゃないか
という風に思うんです。

だから、ボクは人を見るときも、
「常識があるか」ではなく
「良識があるか」を見るようになりました。

そして、良識がある人と関わりたい
と思うようになりました。

では、「良識」とは何か?

たとえば、病院などの医療。

全てではありませんが、
通院させている医者。

病院の売上って、患者さんが増えるか、
患者がリピートするか、ですよね。

当たり前っちゃ当たり前ですが
それって売上的にはいいけど、
人としてはどうなんですかね?

もちろん、一生懸命に医者が治療したけど
通院が必要である・・・
これは仕方ありません。

でも、売上(お金)のために、
「今回はここまで治療しておきますね」とか
「わざと副作用の強い薬を使う」とか
「ちゃんと原因と対策を教えない」などして
通院させるように仕向けている人も
残念ながらいますよね。

コロナのワクチンだって危険なものだと知り、
自分は打っていないのに、
コロナ患者を受け入れると
助成金がおりて、儲かるからと、
患者には注射していた医者も多くいます。

これって、病院や医者としては常識だけど
良識ではないですよね?

あと、学校。

偏差値を上げるとか、名門校に進学させるとかは
結果であって、教育の目的ではないはずです。
大切なのは人生の選択肢の幅を広げること。

学校は、本来はきっかけを与え、
可能性を広げる場所です。

成績アップや進学・就職先を保証するのは
塾や予備校がやることです。

それなのに可能性の芽をつみ、
人生の選択肢を狭めてしまっている
学校があまりのも多く感じます。

あと、
補習だの、夏期講習だの、宿題だの、
そんなのをやれば一時的に成績は上がるけど
勉強がキライになっちゃいます。

そして、主体性を失ってしまいます。

進学させるとか、宿題をさせるとか
学校からすると常識かもしれないけど
良識ではないですよね。

学びは楽しいものであり、
夢や目標に必要だとわかれば
放っておいても勉強するんです。(内的動機づけ)

これは、あくまで、ボクの意見であり、
ボクの価値観ですが、自分にとって、
楽しいと思える仕事と
面白くない仕事がハッキリしてきました。

僕なりの答えは、
一時的な問題解決の仕事は面白くないです。

でも、実際、世の中の大半が、
一時的な問題解決の仕事が多いですね。

これも、良い悪いはないし、
世の中に必要だと思うけど、
それをボクはやりたいと思いません。

うまく言語化できていないので、
申し訳ないんですが・・・

自分がやっている仕事が
一時的な問題解決かどうかは、
自分でなんとなくわかりますよね?

目の前の人から一時的に
「ありがとう」は貰えても、
ボクはそれだと今やっている仕事が
誰かに貢献できている!
って、心から思えないタイプです。

その仕事では魅力ある人に成長できる
仕事だとボクは思えません。

仕事のスキルの成長はあっても
人としての成長がなかったら
ボクは楽しいと思えません。

みなさんは、今やっている仕事が
誰かに貢献できていると思いますか?

魅力ある人に成長できる仕事ですか?

一時的な問題解決の仕事は
常識かもしれないけど
その人の一生を変えるような
良識な仕事にもっとボクは
命(時間)を使いたいと思います。

 

END

 

 

 

 

-生き方

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