あなたを1時間雇うための
会社の経費ってご存じですか?
通常の労働時間は1年間で1850時間です。
多めに見積もって2000時間で
計算してみましょう。
その際に、あなたの年収を
労働時間数で割るのではありません。
最低でも年収を1.5倍した数字を
労働時間数で割ってください。
あなたの会社はあなたを雇用するために、
給与やボーナスの他にも交通費、社会保険、
コンピユータ代、その他、
多額の経費をかけています。
よって、あなたの年収に対して最低でも
5割増しの費用は、直接目に見えない
雇用費として払っています。
ですから、年収500万円の方は、
750万円を労働時間数で割ってみると、
あなたを雇うための1時間あたりの
経費が算出できますよね。
例えば、750万円を2000時間で割ると、
1時間3750円になります。
年収300万円の人は5割増で450万円。
450万円を2000時間で割ると、
1時間2250円になります。
この数字が何を意味するかというと……?
あなたが1時間働いて、この金額よりも
多くの利益を会社にもたらさなかったら、
リストラされても文句は言えないという
数字ということです。
8時間労働で計算して、
年収500万円の人は1日30,000円です。
年収300万円の人は1日18,000円です。
これだけの労働生産性を
生み出していますか?
独立していく人って、
「自分はもっと貰っていいはずだ!」
と思えるほど、やっている人です。
会社に文句言うなら、
自分で事業やればいいんですよ。
それができないから会社に
しがみついているんでしょう?
独立したらわかりますよ。
交通費が出るだけでもありがたいし、
印刷ができるのもありがたい。
環境を与えられまくっていることに
気付くと思います。
会社はあなたを雇うのに努力しています。
あなたも努力してください。
会社はこんなにも経費が
かかっているんですから。
で、もし、会社を経営している人は
オフィスの家賃代など、こういう、
お金の流れをメンバーにしっかりと
教えるべきです。
じゃないと、メンバーは
感謝できないですから。
END