厚生労働省の国民健康・栄養調査の
最新結果では、20歳以上の37%は、
果物の1日摂取量が0グラムだそうです。
若い世代ほどその割合が高く、
20代は61%、
30代55%、
40代53%となっています。
日本人って、こんなにも果物を
食べていないの・・・!?
でも、たしかに、今の時代、20代は、
イチゴ買うのもキツイよな~
この調査はある1日の食事内容を
調べるので、1年を通してまったく
食べない人の割合とは言えませんが、
果物を食べる習慣のない人が
相当数いることを示しています。
ただ、果物は野菜と同じように
生活習慣病のリスクを減らし、
健康維持に大きな役割を果たしています。
厚労省は今年、2024年から開始する
「健康日本21(第三次)」で果物摂取量の
目標値を1日200グラムと定めました。
健康日本21は、生活習慣の改善、
社会環境の質向上といった健康づくりの
各種指標を定めたものですが、
その200グラムをクリアしている
現代人は極めて少ないでしょうね。
1人暮らしをしている人に多いですが、
野菜の代わりに野菜ジュースを
飲んでいる人がいますが、
あれはほぼ果糖しか入っていないので
ビタミンが摂れると思ったら大間違いです。
こんな風に、何気なく繰り返していることが
未来の自分を壊していることがあります。
そう考えると、
今、選んで食べているレベルが
未来の自分のレベルになってきます。
健康を維持するのにも、努力が必要です。
賢く選ぶ知識と
選べる幅を持つ経済力、
この2つを兼ね備える努力をしたいですね。
END