日本の水道水は安全でそのまま飲める
と思われていましたが、最近、あちこちで
基準値を超える発がん性PFASが
発見されたことで不安が広がっています。
▼食品安全委員会資料
▼PFAS相次ぐ汚染「安全な水だと思っていたのに」NHK
▼吉村和就による特集記事 日本の水が危ない!
「ミネラルウォーター PFAS」
「ペットボトル 化学物質」
「水道水 化学物質」
こんな感じで検索すれば関連記事や
動画はいくらでも出てくるので
調べてみてください。
昨年、11月29日は環境省と国土交通省が
水道水の全国調査結果を公表しました。
それによると、2024年度に富山県を除く
46都道府県でPFASが検出されたといいます。
PFAS問題の動向について整理しておきましょう。
まず、PFASは地球の自浄能力では処理できません。
新規化学物質には「PFAS(有機フッ素化合物」)」
「プラスチック」「化学系農薬」などがあります。
この問題は、日本であまり報道されませんが、
最近の国際会議などでは必ず最初に
取り上げられる話題のようです。
地球には新陳代謝や自浄能力で処理できるものと
処理できないものがあります。
何が処理できて、何が処理できていないかを
調べてみると、処理できていないもののうち、
突出して大きいのが化学物質による汚染でした。
つまり、人が化学物質として作ってしまったものが
地球の能力では分解できていないことが
明確になったということです。
新規化学物質のうち「PFAS」と
呼ばれる物質は1万種類以上あります。
2004年発効のPOPs(ストックホルム条約)で、
そのうちの3つの物質、PFOS・PFOA・PFHxSは
すでに廃絶対象(製造・輸入など原則禁止措置)
となっていました。
この条約にあわせ、日本でも然るべき
規制が敷かれており、各国も同様です。
でも、去年、米国が今までにない強力な
規制強化を決定しこの問題が再び注目を
集めることとなりました。
米国の今回の取り組みは、PFOS/PFOAに加え
新たに数種類のPFAS物質を対象に、
事実上の完全排除を初めて法制化しました。
また、EUはオールPFASと称して
全PFASを対象とした規制に取り組んでいて、
将来的には全てのPFASの使用を広く
停止する方向で動き始めています。
PFASは難分解性で生物蓄積性があり、
人および動植物に対する慢性的な
毒性がある物質です。
すでに規制されているPFOSは、
半導体をつくるときに溶剤として使われたり、
金属メッキや泡消化薬剤などに利用されています。
また同じく規制対象のPFOAは
フッ素ポリマー加工助剤(撥水剤など)や
界面活性剤などに利用されています。
身近なところではレインコートなどに
使われている撥水剤もこの仲間です。
もちろん、日本でも規制しています。
例えば水道水であれば1L当たり50ngを
超えることはできません。
でも、米国では2024年4月に大幅に
基準を強化して、1Lあたり4ngにしました。
ほぼ0ともいえる厳しい規制ですね。
3年以内に水道水の状況を報告し、
基準を超えていれば5年以内に改善せよ、
との命令が出たんです。。
EUは2028年までの目標として、
すべてのPFASを使用停止にする
方向で動いています。
そうなるとテフロン加工のフライパンや、
撥水処理しているウインドブレーカーなども
含めてすべてが使用できなくなります。
ちなみに、ハンバーガー店のフライドポテトや
ハンバーガーなどを包んでいる紙にも、
PFASが利用されています。
アメリカで大型訴訟のターゲットに
なっていることもあり、マクドナルドは
2025年中に全てのPFAS製品の使用を停止する、
と発表しました。
業界最大手の動きは他のファストフード店にも
波及する可能性が高いでしょうね。
PFASに加えもう一つの化学物質問題は
マイクロプラスチックです。
世界のプラスチック廃棄物は
20年前の2倍になっています。
日本も例外ではなく、東京海洋大の
推計によると、東京湾には25トンの
マイクロプラスチックが存在しています。
このままでは2050年には海に流れてしまった
プラスチックのゴミが魚の量を
上回るともいわれています。
マイクロプラスチックは多くの市販の塩にも
含まれていることがわかっています。
コンビニやスーパーで売っている塩を
世界64カ所・154種類を調べたところ、
マイクロプラスチックが含まれてなかった
塩は2つしかなかったそうです。
それだけマイクロプラスチックは
世界中に滞留しています。
その理由は分解年数が長いことです。
WWF(世界自然保護基金)によると、
釣り糸は600年経たないと自然分解しません。
ペットボトルも400年、
レジ袋でも20年かかります。
プラスチックゴミがどれだけ
分解されにくいかがわかります。
ちなみに、プラスチックゴミを世界最大に
排出しているのはインドで、世界の5分の1を
占めるといわれているそうです。
発展途上国の方がプラスチック消費量は多いし、
規制するのも難しそうですけどね・・・
もう水道水やペットボトルからも
PFASやマイクロプラスチックが
検出されているんだから
家に化学物質が除去できる浄水器を
設置して対策することをお勧めします。
ぼくはもう10年ほど前から対策しており
実家にも設置しました。
塩も毎回、お取り寄せしていて
市販の塩を買ったことはありません。
PFAS、PFOSと言われるものは体内に入ると
「永久に取れない化学物質」と言われていて
いろんな健康被害が懸念されています。
人助けや人を守ること、人を喜ばせるには
「勇気」が必要です。
知識がない人に本当に正しい情報を伝えると
人間関係に摩擦が起こってしまう可能性が
高いからです。
だから、実際に、ぼくは実家で親に
化学物質が除去できる浄水器を設置するよう
伝えたことがありますが、そのときは、
摩擦が起こりました。
知識がないから、浄水器の必要性と価値が
わからないんですよね。
で、浄水器の性能はわからなくてもいいし
知らなくてもいいんですよ、別に。
自分の体を大切にしようとしていないことに
ぼくはブチ切れしてケンカになってでも
理解させて健康を大事にしてほしくて
設置させました。
でも、この危ないとわかっているものを
家族や恋人、親友にすらも言えない人って、
愛がない人だなと思います。
健康に興味がない人は
自分と家族に興味がない人です。
みなさんも健康の勉強してくださいね。
カラダが健康じゃないと
遊ぶことも働くこともできませんよ。
END