最近、プロテインの売上が
世界的に伸びているそうです。
プロテインというと、筋肉をつけたい
ボディービルダーが飲むものという
イメージがありましたが、最近は、
ダイエットのためにプロテインを
飲む人も増えています。
プロテイン(protein)の日本語訳が
「タンパク質」で、つまり、
プロテインとはタンパク質そのもの。
だから、プロテインは全員が、
飲んだほうがいいものです。
「タンパク質」
「炭水化物」
「脂質」
「ビタミン」
「ミネラル」
「食物繊維」
これらを6大栄養素と言いますが
この中で最も大事なのは
プロテインだと言われています。
筋肉や血液、皮膚、爪、臓器、
ホルモン、消化酵素、免疫などを
構成するのに欠かせません。
あと、
・慢性的に疲れている
・肌荒れ
・枝毛
・むくみ
・肌のたるみ
・皮膚のハリのなさ
これらも、タンパク質不足の
証拠だと言われています。
1日に必要なたんぱく質の量
1日に必要なたんぱく質の量は
体重1㎏×1.0~1.5gと言われています。
なので、体重60キロの人は
朝昼晩に20gずつとれると、
1日に必要な理想の量ですね。
タンパク質には、
肉、魚、卵、牛乳、乳製品のような
動物性のものと、
豆類、豆腐や豆乳、納豆などの
植物性のものがあります。
目安として、何にどれくらい、
タンパク質が含まれているか
以下をご覧ください。
【タンパク質量一覧】
牛もも肉100g:37.1g
豚ヒレ肉100g:22.3g
鶏むね肉100g:21.2g
鶏ささみ2本:23g
カツオ100g:25g
サケ切り身1枚:14.6g
マグロ赤身100g:24.2g
サバ水煮缶(1缶):33.4g
卵 1個:6.3g
木綿豆腐 200g:13.2g
絹ごし豆腐 200g:9.8g
納豆 1パック:8.3g
牛乳 200ml:6.9g
無調整豆乳 150ml:5.4g
プロセスチーズ 20g:4.5g
タンパク質を摂るときに知っておきたいこと2つのこと
効果的にタンパク質を摂取するのに
以下、2つを知っておくといいでしょう。
①タンパク質は熱に弱い。
お肉などは焼くとタンパク質の量は
半減すると思ってください。
②タンパク質は“とりだめ”が利かない
1日に体重g必要ですが、
一度に25gしか摂取できません。
そして、その25gを消化するのに
3~4時間かかることを覚えておきましょう。
そうなると、やはり、こまめに、
プロテインを飲むのが、効果的で
簡単という理由から、プロテインの
売上が上がっていることも納得できますね。
プロテインの選び方
これは、私の主観ですが、
プロテインを選ぶときは、
以下に当てはまるものがおススメです。
・糖質が含まれていないもの
・甘味料が使われていないもの
・原材料が100%植物性のもの
・オーガニックであるもの
・アミノ酸スコアが100のもの
私たちの身体の約16%は
タンパク質で構成されています。
上でも少し触れましたが、
タンパク質が不足すると
免疫力の低下や貧血にもなります。
健康維持のためにも、
正しい知識をつけて
賢く選んでいきたいですね。
この本、面白いです!