リンダ・グラットンさんと
アンドリュー・スコットさんの共著に
「ライフシフト」という本があります。
副題は、「100年時代の人生戦略」です。
序文にこうあります。
国連の推計によれば、2050年までに、
日本の100歳以上の人口は100万人を
突破する見込みだ。2007年に日本で生まれた子供の半分は、
107年以上生きることが予想される。
2007年生まれということは、今年16歳。
今の高校一年生がその対象ですね。
僕ら大人にも言えることですが、
人生100年時代なのに、学生時代に
学んだことだけでこれからの激変時代を
乗り切れるわけがありません。
でも、毎日勉強している人が
果たしてどれほどいるのか・・・
常識がすでに変わり始めています。
で、今の自分は何から作られいるか?
それは常識です。
もっと、手前のことを並べると、
出会い→情報→知識→意識→常識→年収です。
年収200万円以下の常識、
年収400万円前後の常識、
年収1000万円以上の常識、
これらは全く違うんです。
そして、ESBIというキャッシュフロー
クワドラントという考え方もありますが
相手が、ESBIのどの人なのかで、
会話も変わってきます。
E…Employee(労働者)
S…Self employee(自営業者)
B…Business owner(ビジネスオーナー)
I…Investor(投資家)
たとえば、
お勤めはレジ締めできませんよね。
店長は売上を見ているけど
確定申告はわからないですよね。
稼ぎ方だって、そうです。
E…Employee(労働者)は前月の
労働時間に対して評価されているので
時間の切り売りです。
時給1200円の仕事を365日無休で
8時間働いても年収400万円ありません。
労働をしている限り、いつも、
天井は見えています。
でも、BやIの人は、
自分が労働することなど
頭にありません。常識の違いです。
相手がどの位置にいるかで
出す話のテンプレートが変わるんですよね。
人生100年時代において
最優先させることは思考をアップデートし、
自分の常識を変化させることです。
もう一度、言いますが、
出会い→情報→知識→意識→常識→年収です。
付き合う人を変えましょう。
居心地のいいコンフォートゾーンから
抜けない限り、成長はありません。
END