夏の甲子園出場をかけて、
全国各地で高校野球大会が開催されており
昨日26日、高知県では決勝戦が行われ、
ぼくの母校(高知中央高校)が
明徳義塾高校に3対2で勝ち2年ぶり
2回目の夏の甲子園出場を決めました。
ぼくは卒業してから10年以上経つので
当時と今では監督が違うんですが・・・
今の監督は山野さんという方みたいです。
で、この山野さんという方、
ぼく知っていました…!
大学野球で同じリーグで関西の名門、
関西国際大学でコーチをやられている方でした。
この山野さんという方は、元PL学園。
ぼくの大学のコーチもPL学園の人だったので、
よく聞いていました。
野球をよく知っている方だと思います。
今は、無きPL学園ですが、昔のPLは
誰もが目指した学校です。
いわば、PLは野球界の灘高校。
亜細亜大学は野球界の東京大学。
ぼくも、15年間も野球をやっていたのに、
そのPLだったコーチに出会って、初めて、
「オレは全然野球を知らない」と
思ったことを今でも覚えています。
ぼくは、自分は何も知らないと知ってから
自分がまだまだ成長できる!と思えて
ワクワクしました。
きっと、今の後輩たちも、山野監督に出会って
そう思っているんだと思います。
スポーツは本当にわかりやすいですが、
誰が指揮をとるかで結果がガラッと変わります。
学生時代は、先生を選べませんし、
会社員は上司を選べませんが、
社会人として関わる人は自分で選べます。
20代、30代で誰に着いて行くかを間違えると
一生を間違えると思います。
大谷翔平よりスゴイ人はこの世にいないけど
彼にもコーチはいます。
フィギュアスケートで考えたら
わかりやすいかな?
コーチは決して自分が
4回転ジャンプできるわけないですよね。
監督・コーチにとって大事なことは
教えることではなく
その人が持っている能力に気付くための
手助けをすることであり、
考えてもらうための「質問」を用意すること。
自分の常識を書き換えてくれて、
今まで考えたことない問いをくれる人。
そういう人とリアルで会う頻度が
重要だと思います。
あなたにとって人生のコーチは誰ですか?
その人とどれくらいの頻度で会ってますか?
能力に差はそんなにないと思っています。
自分の能力に気付き、
才能を開花させてくれる人に出会えるか・・・
誰と居るかがすべてだと思います。
END