佐川急便は先月、個人が利用する
宅配便の基本運賃を4月1日から
平均で約8%引き上げると発表しました。
引き上げは2017年11月以来、
5年半ぶりとのことです。
主力の60サイズを関東から関西へ
運んだ場合の運賃は現在の880円から
970円に引き上げるそうです。
60サイズより大きい荷物も
低温で輸送する「クール便」も
値上げする予定です。
21年度の宅配便荷物数は前の年度に比べて
2.4%増の49億5323万個と7年連続で
過去最高を更新したようです。
宅配便首位のヤマト運輸は21年10月、
アマゾンジャパンと連携して割安な
配送サービスを提供すると発表。
親会社のヤマトホールディングスの
23年3月期の連結業績見通しは売上高が
前期比2%増の1兆8350億円に対し、
純利益は20%減の450億円で
利益確保に苦慮しているようです。
物流が増えていても利益を
確保できていないんですね・・・
配送ドライバーの待遇改善も兼ねての
値上げだそうなので、消費者としては、
「送料高くなるんや,,,」って感じですが
原燃料費や人件費のことを考えると
値上げするのは当然の流れですね。
これで委託会社や下請け会社にも
大きな変化が出てくると思います。
宅配に限らず、2023年は増税と
物価上昇がどんどん膨れます。
「お金を稼ぐ」
「お金を守る(支出を減らす)」
「お金を管理する」
この3つと、しっかり、
向き合っていきたいですね。
END