日本の生産者人口(15歳から65歳)は
2020年7400万人だったのが、
2050年5300万人になり、
2100万人減少すると予測されています。
時代が変われば、求められる人が変わります。
古すぎる人とは関わろうと思えないものです。
たとえば、僕は企業と取引していて、
請求書の原本を郵送してください。
と言われれば、その瞬間に萎えます。
PDFで送って、プリントアウトすれば
3分で終わるのに、わざわざ時間をかけて
郵送費をかける意味がわからないからです。
これから、考えて仕事ができない人は、
どんどんAI化されてしまうでしょう。
ニューヨーク市立大大学院センターの
キャシー・デビットソン氏は
こう予言しました。
「今の子供の65%は大学卒業時に,
今は存在していない職業に就く」
これは今の大人だって、
10年、20年したら今の仕事じゃない
可能性がすごく高いってことですよね。
何度か言っているんですが
大企業の方がベンチャー企業よりも
会社は生き残る可能性は高いけど、
会社で働いている人はそうでもありません。
きちんとした目的があるならまだしも
「安定」を求めての大企業なら、
それはもうお門違いもいいところ。
今お勤めの会社が潰れたり
リストラされたら給料が止まるってことを
知っているけど、わかっていない人が
まだまだ多いのかなって思います。
定年か、倒産か、リストラで
サラリーマンが収入0になる確率は
100%ですからね。
もっと、もっと、現状を疑うことです。
残業が多いってことは
会社が回ってないってことです。
業績が厳しいってことは
給料が上がらないってことです。
外食しているときも、
ウェットおしぼりのお店が増えた中、
布おしぼりを出してくれるところは
資金に余裕があるってことです。
そういうことに気付かないといけません。
終身雇用が崩壊し、会社が、
一生面倒見てくれる時代が終わり、
自分で自分のビジネススキル、
知識、収入に責任を持たないと
いけなくなってきています。
時代に合わせた勉強やスキルが必要で、
資格を取っても、それで一生分の仕事が
保証されているわけではありません。
資格は資格を取らせるビジネスです。
その後の仕事を斡旋してくれるわけでも
なければ、資格を持っていても、
集客できなければ、宝の持ち腐れです。
「努力は報われる」って
言葉はちょっと違っていて
「報われることに努力しないと報われない」
が正しい気がします。
昨日は「ファンに愛され、売れ続ける秘訣」の
著者の講演会に行きましたが、著者は冒頭に、
「時代が変わっていることに気付いていますか?」
と言っていました。
そして、講演会の中で、何度も、
「相手を想像するんです」って、
本当に10回くらい言っていました。
「気付く」と「考える」ができない人に
相手を想像することはできません。
気付く力も、考える力も、一朝一夕で
習得できる力ではありません。
コツコツ、自分を磨いていきたいですね!
END