曇り空の上はいつも青空

自分らしく生きるためのメディア

働き方

時代が変われば、働き方も変わる

投稿日:




国税庁が2020年3月19日に公表した
「国税庁統計法人税表」(2018年度)によると
赤字法人(欠損法人)は181万6,508社でした。

産業別で、赤字法人率が最も高かったのは
小売業の74.7%(同74.5%)
金融・保険業69.5%(同69.1%)
サービス業他68.5%(同68.6%)です。

業績が悪ければ、必ず、テコ入れします。

雇用形態、賃金、待遇面が、
変わっていくでしょう。

勉強は大事ですが、
時代にあった勉強が大事ですね!

着実に広がるテレワーク

損害保険ジャパンと三井住友海上火災保険は
近く在宅で問い合わせを受ける体制を整える
と発表しています。

先行する外資系損保のチューリッヒ保険会社は
すでにコールセンターの人員の9割以上を
在宅勤務に切り替えています。

コールセンター業務は情報漏洩リスクや
責任者との速やかな連絡が難しいために
困難というのが従来の「常識」でした。

でも、過去の常識は非常識になり、
過去の非常識は常識にもなっています。

また、日立が新型コロナウイルスの
感染拡大を受け今春、約2万2千人の
国内社員が一斉に在宅勤務を始めました。

これに対して、「もう元には戻さない」と、
経営方針を打ち出しています。

過去にも書いたことありますが、
経営者からすると、コロナによって、
本当に必要な人かどうか、わかってしまった
というのが、本音です。

なので、
「家で本当に働いているのか」という
心配ごとも出てきますが、早い話、
結果を出していない社員は
切ってしまえばいいことです。

最近は「ジョブ型雇用」という言葉を
よく聞くと思いますが、成果で評価され、
給料を出すに値しない人は
リストラされてしまいます。

着実に、テレワークが増えつつありますが
テレワークは本当にできた方がいいです。

睡眠時間は増えて、
集中力上がるし、健康になるし、
通勤時間がなかったり
身だしなみを整えたりしなくていいので
その分、読書や好きなことに充てれます。

ーー参考記事ーー
コールセンターも在宅OK 損保大手、コロナで転換
日立「もう元には戻さない」 在宅定着へジョブ型雇用

テレワークができない人の特徴

テレワークができない人って、
信頼されていないことが多いです。

働いている姿が見えないので
何をやっているかわからない
となって、不信感を持たれるわけです。

信頼されていれば、
「ん?何やってるかわからんけど
アイツはほっといてもやるよ」
となります。

僕は独立するまでに2社経験してますが
2社目の会社は完全に後者の集まりでした。

そもそも全員が出勤もない、休みも自由、
事業内容も給料も自分で決めていましたからね。

本当に色んなタイプのメンバーがいましたが、
レスポンスの早さは全員、天下一品でした。

レスが早いというのは信頼を勝ち取る上で、
とても大事な要素です。

レスが遅いってことは、
事業が進みませんからね。

今すぐできる取り組み(対策)

僕は後輩や、関わらせて頂いている
学生によく言うことがあります。

それは
「1次対応を早くしなさい」
ってことです。

予定がすぐにわからない時や
自分だけで判断できない連絡って
誰でもあると思います。

でも、その時に既読のまま放置や確認して、
数日経ってから返信してしまうと
相手は仕事が進まないし、
めちゃくちゃ心配になるし、何より、
後回しにされてる感が出てしまいます。

なので、1次対応を早くするんです。
「○日の〇時までに返信します」って。

自分から期日を提示できる人は信頼できます。

仕事の依頼がきた時も、
対応してから「終わりました」って、
完了報告の連絡をするんじゃなくて、
「了解です、対応しますね」っていう、
意思表示の連絡をまず、するべきです。

これが、仕事依頼をして、
2~3日後に、返信がきて、
「あれって、〇〇しておいて!
ってことですか?」みたいな、
摺り合わせの連絡がくると、
正直言って、ぶっ冷めです。

もちろん、誰もがその人なりの
優先順位があるので、すぐに、
対応できないかもしれませんが、
「了解したよ」「対応するからね」
という応答はできるはずです。

この1次対応を早くすれば
相手の心配もなくなるし、
相手もまた段取りできます。

僕は、新卒で入った会社では、
誰よりも早く出社していました。

やることをきっちり明確にして、
優先順位をつけ、
みんなが出社してくる頃には、
自分の仕事はほぼ終わっていました。

だから、誰かから来た連絡は
即レスできていましたし、
対応依頼された仕事も、相手の想定より、
早く完了報告ができていました。

レスの早さ、仕事の早さは、
社内・社外問わずに評価されます。

ちなみに今も早起きして自分にとって
優先順位が高い仕事に取り掛かっています。

だから返信も早くできています。

 

今の仕事(会社)に感謝を

夏の賞与を出さなかった会社が
叩かれているそうです。

当たり前ですが、
業績が厳しいってことですよね。

でも、そもそもボーナスというは
出してもいいけど、
「出さなければいけないもの」
ではありません。

最近、本当に思うんですが、
お勤め先のことを愚痴っている人は
マジで、ダサいって思っちゃいます。

こんな不景気な時に、
「雇ってくれる」「給料が貰える」
ってどれだけ有難いことか
わかってるのかな?????
って思います。

もっと、言うと交通費出るの
当たり前じゃないよってことです。

今置かれた環境の中で、
興味を持てるところや好きなところを
自分で見つけられると、
もっと仕事ができる人になっていけて
仕事の時間が「やらされ」ではなく、
感謝できて、楽しい時間へ、
少しは変わっていくと思います。



-働き方

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

熱意ある従業員がわずか5%

「熱意あふれる従業員」日本125カ国中最低わずか5%

オランダのランスタッド社の 調査(2019年公表)によると、 日本は「仕事に対して満足」と 回答したのは42%で、 34カ国の中で最下位でした。 アメリカのギャラップ社の 調査(2023年公表)による …

考えるOL

国際成人力調査の日本の結果

PIAAC(国際成人力調査)は 先進国の学習到達調査の大人版で、 16歳から65歳を対象として 仕事に必要な、 「読解力」 「数的思考力」 「ITを活用した問題解決能力」 を測定する国際調査で、 OE …

働く現在地

自分のキャリアの現在地

この1年間はコロナによって、 当たり前のことに「疑問を持つ力」を 鍛えることが出来ました。 生き方、働き方、稼ぎ方など、、、 今回は「自分の働き方の立ち位置」を 考えるきっかけになれば幸いです。 目次 …

定年後の壁

定年後、楽しく過ごす人と一生雇われる人

『ただの人にならない「定年の壁」のこわしかた』 という本の中で、会社を辞めたあとも 明るく楽しく暮らすための最善の戦略は 「雇われずに好きな仕事をして小さく稼ぐ」 ことだと説いていました。 でも、この …

8割の若者が出世を望まない 理由

サラリーマン人生の幸せは 「出世」と思っているのは どうやら昔の話みたいです。 今、出世を望まない若者が8割近くにも 上っているようです。 調査会社の調べによりますと、男女ともに、 「責任が増える」「 …

小中高大と15年間キャプテンとして 青春の全てを野球に。人材大手企業 I ベンチャー I 独立。主に採用支援 ・オンラインサロン、たまに大学で登壇します。「私は私が大好き」って人を増やしたい!メルマガ毎日配信4年半以上。