2020年上半期(1-6月)の全国企業倒産が
発表されました。(TSR調べ)
2020年上半期(1-6月)の全国企業倒産
(負債額1,000万円以上)は、
件数が4,001件(前年同期比0.2%増)
負債総額が6,571億800万円(同13.7%減)
「負債1,000万円未満」の倒産は
302件(前年同期比23.7%増)で、
2000年以降で最多となっています。
でも、本当の不景気は9月以降ですからね。
しっかり、個人も準備と対策を
していかなければなりません。
また、最近のトピックスでいくと
キリンホールディングス(HD)が
今月1日、同社を含むグループ主要4社の
社員約6000人を対象に副業を解禁しました。
今や、誰もが知っている大企業はもう、
ほぼ全てが副業を解禁していると思います。
副業解禁している企業をまとめようと
思いましたが、多すぎてやめました(笑)
副業解禁しているってことは、
「終身雇用できる自信がありません」
って企業は言っているようなものです。
リストラや早期退職者募集のニュースは
連日、目にしますよね。
なんか「リストラ」って聞くと
その企業は業績が悪化しているんじゃないかと
思われがちですが、今は、企業が黒字でも
リストラしていっています。
また、ZARAやスタバ、いきなりステーキも
大幅に店舗を閉鎖するニュースもありましたが
あれも、別に業績が悪いわけではなく、
意図的にやっています。
僕のブログを真剣に読んでくださっている方は
何でも目にしていると思いますが、
これからは「週休3日制」も広がります。
「休みが増えた、イェイ!!」
って喜ぶのはいいですが
出勤日数が減るってことは
手取りも減るってことを
ちゃんとわからないといけません。
また、新型コロナウイルスの影響で、
勤め先から解雇や雇い止めにあった人が
見込みも含めて全国で3万人を超えました。
厚生労働省が、全国のハローワークなどを
通じて把握した新型コロナウイルスの
影響による解雇や雇い止めは、
今年1月末から1日までに
見込みも含め3万1710人にのぼりました。
月ごとに見ますと、
4月が2654人だったのに対し、
5月は1万2952人、
6月は1万2688人と、
この2か月で急増し、
全体の約8割を占めています。
業種別では、観光客の減少や
外出の自粛の影響を受けた、
宿泊業や飲食業が目立つほか、
製造業でも増えているということです。
そして、失業者数もぐんぐん上がっています。
業績の悪化から雇用維持を
断念する企業は今後も増えそうです。
ニッセイ基礎研究所は
今年末までに有効求人倍率が1倍を割り、
失業率が4%程度に上昇すると予想。
また、2021年4月から
「70歳雇用延長制度」が導入されます。
いつクビが切られるかビクビクしながら
あと40年以上も誰かに管理されるなら
今のうちから少しでも会社以外で
稼ぐよう努力した方が精神的にもラクです。
会社を辞めてもできるスキルが
本当のスキルです。
与えられた場所で与えられたことを
こなすことはスキルとは言いません。
クビになったり、出勤日数が減れば、
大半の人が途方に暮れます。
与えられる「作業」よりも
自ら生み出す「仕事」の方が
何十倍もおもしろいので、
まずは色んなことに興味を持って
何でもやってみればいいと思います。
こういった話になった時によくあるのが
「自分にできるか不安です」って
やる前に悩んでいる人です。
これ、ぶっちゃけ、ホント、不思議です。
やって、うまくいかなくて、
初めて悩むのが普通。
人をバカにしたり茶化したり、
遠目で見る人は、
チャレンジしたことない人。
だから、独立して、うまくいかなかった人を
鼻で笑うような人は、相手にしなくていい。
って僕は今もずっと自分に言い聞かせています。
だって、その人、何もしていないもん。
やってない人は関係ないです。
「自由がいい~」って人が多いけど、
自由には責任が伴います。
だから、たいていの人は、
自由を怖れているんだよな~