映画「ペイ・フォア―ド」を観ました。
「恩返し」という言葉は聞きますが
「恩送り」という言葉はあまり、
聞き慣れませんよね。
恩返しはとても素敵なことですが、
その人がどこにいるか不明になったり
すでに亡くなってしまっていたら
恩を返せないときがあります。
そんな時、受けた恩を受けた人にではなく、
別の人に返すことを恩送りと言うそうです。
映画では、社会科の先生の板書から始まり、
中学生たちに課題を与えます。
「もしきみたちが世界を変えたい
と思ったら、何をするか?」
小学生の少年が「ペイ・フォア―ド」を
実践し、幸せを連鎖させていきました。
U-NEXTで観れるので、観てみてください。
この映画を観て、
「刻石流水(こくせきりゅうすい)」
という言葉を思い出しました。
受けた恩は石に刻み
自分が与えた恩は水に流す、
ということです。
「かけた情けは水に流し、
受けた恩は石に刻む」
とも言いますね。
受けた恩は絶対に忘れてはいけないが
かけた恩(情け)は忘れてしまえ、と。
でも、最近は真逆をいく人がいます。
受けた恩を水に流し、
与えた恩を石に刻むような人です。
生きているということは、
誰かから恩を受けているということ。
どんな小さなご縁も大事にして…
恩返しや恩送りをできる人でありたいですね。
きっちりお礼を言うとか、
挨拶をするとか、
人に優しくするとか、
そんな小学生でもわかることを
大人でもできなかったりします。
好かれる人は当たり前のことを
当たり前じゃない情熱で
徹底している人ですね。
この映像も観ると優しい気持ちになれますよ。