自分の過去の経験や常識で
考えていては「できる」と
思えないことはよくありますよね。
だから「できる」「できない」で
考えちゃいけません。
今、あらゆるサービスや人までもが、
コモディティ化してしまっていて、
世の中にないものを作らないといけない
時代になってきています。
不可能を変えるものを職業に選んだ人の
鉄則は絶対に「できる」「できない」で
考えちゃいけないってことです。
たとえば、
携帯電話が世の中にない時代に、
作ろうと考えた人たちに
「そんなものができると思うか?」
って聞いたら、声を大にして、
全員が同じ意見だったそうです。
「そんなものはできないと思う」って。
でも、
そんなものがあったら
みんな喜ぶと思うか?
そんなものがあったら
みんな嬉しいと思うか?
そんなものがあったら
みんな欲しいと思うか?
それは、そう思う!って。
なぜ、線のない電話で声が繋がるのか
なぜ、鉄の塊が空を飛ぶのか
すべて、「できる」「できない」で
考えていなかったからだと思うんです。
持つべき判断基準は、自分が、
「やりたいか」「やりたくないか」
「得たいか」「得たくないか」
「なりたいか」「なりたくないか」
今日は甲子園(高校野球)の決勝ですね。
ぶっちゃけ、公立高校の大多数は、
甲子園に行けると思っていないと思います。
でも「行きたいか」「行きたくないか」で
考えたら、高校球児なら誰もが甲子園に
行ってみたいんです。
これも「できる」「できない」で
考えていないんです。
大人になると忘れてしまいがちですが
心がピュアな子供ほど、
「できるかどうか」より
「やりたいかどうか」の一択。
だから、
子供で自信がない人はいない。
そもそも自信とか考えない。
「やってみたいか」なんですよね。
メジャーリーガーの大谷翔平選手も、
プロに入る時に外野から色々なことを
言われていました。
「両方やりたいので二刀流でいきます」
と、記者会見で言いましたが
その時に、すごくバッシングがありました。
「プロ野球を舐めるな、
そんなに甘い世界じゃない。
ピッチャーかバッター、どっちかだけでも
結果を残すのが厳しい世界なのに、
両方なんてふざけてる」
とまで言われ、散々叩かれました。
でも、大谷翔平選手も、
「できる」「できない」で
考えていないんです。
彼にとっては
「やってみたかった」んですよね。
外野の声に負けないこと、
ドリームキラーに負けないこと、
が、最も大事です。
今日から「できる・できない」を捨て
「やってみたいか」を
自問自答していきたいですね。
こちらも併せて読んでみてください。
⇒既成概念を壊してくれる大谷翔平