世界保健機構(WHO)が中心になって設立した
「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」が
作成した世界共通の不眠判定方法
「アテネ不眠尺度」の質問に則り、
10,000人に調査したところ、
全体の49.9%の人が「不眠症の疑いが高い」
という結果となりました。
年代別では、とりわけ20代・30代で
「不眠症の疑いが高い」人が6割程度と、
他の年代と比べて「不眠症の疑いが高い」
人が占める割合が高い傾向にあります。
20代・30代と働き盛りの睡眠改善の
必要性が高いことが窺えます。
また、余談ですが、OECD加盟国の
平均睡眠時間は8時間25分
それに比べて、
日本の平均睡眠時間は6時間48分
平均なので、もっと睡眠時間が短い
人もいるということですよね。
ちなみに「スタンフォード式最高の睡眠」の
著者・西野精治 氏は
ショートスリーパーの多くは短眠の
遺伝子を持った非常にまれな存在であり、
トレーニングによってショートスリーパーに
なることはできないと言っています。
日本の統計では、平均睡眠時間が
4時間未満の人は全体の約1%
と言われている一方、調査では、
自分はショートスリーパーと勘違い?
している人が23,4%もいます。
睡眠不足ほど非効率なことはないし、
睡眠不足が招くリスクは怖いです。
睡眠は「長く寝る」よりも
「深く寝る」がとても大事です。
深く寝るには、深く寝るために必要な
材料を身体に入れないとできません。
つまり、眠りが朝スッキリ起きれない人や
日中によくうたた寝してしまう人などは
栄養不足の可能性があります。
睡眠の質を見直すと共に、
普段の食生活も見直していきたいですね!
▼参考記事
・睡眠偏差値 調査結果報告 2022
・睡眠白書2021|睡眠白書|眠りの研究