今回は『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」(森山至貴 / 著)』を要約し、感想を綴ります。
この本には
「カクレ悪意」「カンチガイ善意」を見ぬき、
一生自分らしく生きていく強さを身につける!
差別を考える社会学者が、「ずるい言葉」に
言いくるめられないための手がかりを伝授!
と書かれています。
言葉に隠された意識を見抜けるようになって
自分らしく生きる強さを
身に着けちゃいましょう!
この本で紹介されている「ずるい言葉」を
4つだけ絞って紹介しますね。
その「ずるい言葉」にそれぞれ、
僕の解釈や補足を書きます。
①「あなたの為を思って言ってるんだよ」
あなたの為と言われても、
自分のためを感じられないこと
って、誰もが経験ありますよね。
根拠を説明できないのに
他人を縛ろうとするとき、
「あなたのため」が登場してきます。
②「友達がいるからわかるよ」
相手の事情も聞かずに似た境遇の人を
持ち出し、わかった気になられると
腹立ちますよね(笑)
事情を失礼にならないように聞き、
理解しようと努めることを
大事にしていきたいですね。
③「傷ついたのもいい経験になったんじゃない」
過去の経験の「意味」は本人が
決めるものであって、
こちらが勝手に解釈して
意味づけるのは良くないですね。
大したことじゃないと言って
さらに傷つけないように
相手が傷ついていることを
まずは認める。理解する。
それが大事な気がします。
④「悪気は無いんだから許してあげなよ」
相手を傷つける行為に悪気がないことが
許す理由にはならないですよね。
第三者であれば寄り添う
傷つけた側であれば謝る
徹底したいと思います。
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言葉って本当に難しいですよね。
相手がいて、成り立つのが
コミュニケーションですから
悪気はなくても相手を傷つけて
しまうことってありえます、、、
僕も不完全な人間なので、
言葉の選択を誤り、誤解を招き、
相手を傷つけてしまったことも
あると思います。
普段から気をつけてしゃべっている
つもりですが、もっともっと、
気を付けていこうと思います。