
2019年4月、不健康な食事”が原因で、
世界で年間に約1100万人が寿命より
早く死亡しているという調査結果が、
イギリスの著名な医学誌「ランセット」で
発表されました。
ワシントン大学などによるこの調査は
「世界の疾病負担研究(GBD)」
というもので、世界各国の人の死因を調べる
最も権威のある調査とされています。
最新の調査はこれまでで最大規模のもので、
約40カ国の130人以上の研究者が参加し、
1990年から2017年まで日本を含む
世界195カ国の食習慣を調べ、
データを収集、どのような食生活が、
寿命を縮めているのかを分析しました。
その結果、2017年に“不健康な食事”の
影響で亡くなった人は全世界で約1100万人。
”不健康な食事”は、年齢や性別、
地理的な影響、経済状態などにかかわらず、
どんな人でも早死にの原因になるんですね。
分析の結果、不健康な食事”の中で
最も影響を及ぼしたのは、
全穀物や野菜、果物の摂取が少ないこと、
塩分の摂取量が多いことでした。
続いて、脂肪、加工肉のとりすぎ、
糖質やトランス脂肪酸のとりすぎが
影響していたそうです。
たまに「ガン家系」って言葉を聞きますが
「ガン家系」とかないし、遺伝じゃありません。
ガンになる人と食生活が似ているから
ガンになる確率が高いだけです。
「生活習慣病」って・・・
何気なく日々、繰り返していることが
未来のあなたの身体を壊している
ってことです。
気付かぬうちにクセになっているんです。
たとえば、「濃い味が好き」とかも癖です。
大量の砂糖を1日で摂れ!
大量のタバコを1日で吸え!
って言われたら吐きますよね?
体に悪いってわかりますよね?
じゃあ10年かけて少しずつなら
いいと思ってるんですか?
まとめて食べたらダメなものを
分けて食べたらいいと思ったんですか?
まとめて吸ったら悪いことを
分けて吸ったらいいと思ったんですか?
10年後にどこかがやられますよ。
今、選んで食べているレベルが
未来のあなたのレベルです。
健康リテラシーって、よっぽど、
勉強していない人以外は
母親の知識が基準になってしまいます。
自分の母親に知識があるかどうかは
子どもの頃に何を食べさせてもらったか
振り返ればわかるはずです。
あらゆる病気の共通点は
移された病気は1つもないってこと。
自分の身体を大切に、
健康のことも勉強していきたいですね。
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