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日本を代表するネット企業経営者の1人、
サイバーエージェントの藤田晋氏。
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昨年「2026年に社長を退く」と
宣言したことが話題になりましたね。
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創業者からの脱却に苦労している
会社は少なくありません。
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サイバーエージェントと同じネット企業、
ソフトバンクグループの孫正義氏なども、
後継者に譲り切れていない
例として挙げられます。
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その難しさを重々承知しているからこそ、
2022~2026年まで時間をかけてやり切る。
藤田氏自身、そう語っているようです。
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これからの時代、
人に雇われるのはリスクだけど、
人を雇うのもリスクだと思います。
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だから、ボクは人を雇いません。
これから一生です。
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人に管理されないし
人を管理しない。
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ぼくは自由に生きたいので
雇われると他人に決められるし
雇うとずっと責任がつきまとう。
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だから、(経営者ってすごいな〜)
って思うけど、なりたいか?と
聞かれれば、即答でNOです。
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どれだけお金を稼いでも
責任や重圧だらけでいつも気を張って
心が穏やかじゃなかったら
全く憧れません。
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定年まで働き続けるような先送り
人生プラン(奴隷→貯金→リタイヤ)を捨て、
時間性と移動性という名の通貨を
手に入れよう!という本です。
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この本の中でこんな質問があります。
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週80時間働く投資銀行マンと
年収300万で週20時間働き、
好きな時に好きなことができる従業員、
どっちが良い?
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後者の方が良いと思えるなら
それはニューリッチです。
もちろん、僕も、後者がいいです。
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いくら仕事ができて、出世して
役職についても労働だらけでは
割に合いません。
僕も新卒で一部上場企業に入り、
優秀なビジネスマンを見てきました。
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でも「好き」と「なりたい」は違います。
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その優秀な方たちは尊敬できるし、
マネしたいスキルもたくさんありましたが、
憧れる生き方なのか?
と言われれば、
答えは「No」です。
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新卒だろうが、ベテランだろうが、
仕事ができなかろうが、優秀だろうが、
一般社員だろうが、役職者だろうが、
全員、月~金まで働いて、
週末が休みという時間軸だからです。
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休日がカレンダー通りじゃない
職種の方であれば、休みは他人に
決められているはずです。
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本来、仕事よりも大切なことを
充実させるために仕事はあるもの
と個人的には思います。
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「仕事が人生のすべて」という方は
きっとニューリッチの価値観は
わからないと思います。
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どちらがいい、悪い、ではなく、
自分はどうありたいか、ですね。
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END