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あなたに見てほしい海がある

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あなたに見てほしい海がある

一度は見たい幻の絶景“与論島”に
行ってきた。行ったのは2回目。

奄美群島の最南端の与論島は
沖縄本島の北23kmの距離にある小さな島。

空港とかビビるくらい小さい。

周囲約23kmのリーフ珊瑚礁に囲まれた島で、
条件が揃った時にしか姿を現さない
「百合ヶ浜」は訪れる人を魅了すると思う。

去年、初めて行ったけど、台風が、
接近していて3泊する予定だったけど
飛行機は飛ばないし、
船が出なくて帰れなくなるから…
という理由で1泊しかできなかった。

でも、今回は4泊できた。

与論島って、思いっきり観光地化されていて
思い描く通りの“離島の風景‘’とはぜんぜん
違う(笑)

でも、毎日、情報のシャワーを浴びて
脳や心が疲弊している人にこそ強烈に
オススメしたいのが、与論島。

与論島がなぜ強烈にオススメなのか?

それは島が「ちょっとだけ不便だから」

与論島へは直行便では行けない。

飛行機の場合、沖縄の那覇あるいは
鹿児島で一度乗り換えないといけない。

ちょっとだけ不便。

だから、与論島へ行く人の数は多くない。

多くの人は、直行便も飛んでいる
便利な島を目指すからね。

でも・・・・・・だからこそ与論島には
たくさんの魅力を感じる。

島内のいたるところにある手つかずの、
良い意味で寂れたビーチしかり。

「いい人丸出し」としか言いようのない
島人たちの気質しかり。

そして本土の人間からするとちょっと
変わった感覚のようにも思える、
この島独自の死生観や、伝統文化しかり。

「絶妙に不便」だから、
そこに文化は残ったんだと思う。

でもそれでいて、何かと不便なのは
「ちょっとだけ」なんだよね。

飛行機を乗り換える手間さえ甘受すれば、
割と普通に行けちゃう。

都会には当たり前にあるようなものが
与論島には全くない。

でも、何もないことが豊かで魅力的に
見えることに気づき始めた人がチラホラ
いるんじゃないかと思っている。

24時間営業のお店はないけど
ここでしか食べれない新鮮な食べ物がある。

見下ろすような夜景はないけど
見上げるような夜空がある。
※2021年度には日本で一番暗い場所 と認定

エステ付きのシティホテルなんてないけど
実家のようにくつろげる民宿がある。

今年の流行に詳しい人はいないけど
歴史や自然に詳しいガイドさんがいる。

歩き疲れるようなテーマパークはないけど
ウミガメが見れてゆっくり歩ける砂浜がある。

長いショッピングができる地下街はないけど
数キロに及ぶさとうきび畑がある。

映画が観れるところはないけど
「東洋の真珠」とも言われている
透明度の高いビーチを潜ると
本州では見れないカラフルな魚が見れる。

絶妙に不便で、でも、だからこそ、
魅力的な島、与論島。

また、厚生労働省のデータ(2015)によると
「在宅医療にかかる地域別データ集」の
与論町における自宅死の割合は6,7%と、
老人ホームや病院がある市区町村では第1位。

全国平均12.7%と比較しても、
そのスゴさがわかる。

〝ヨロンブルー〟と呼ばれる海、
その美しさから「東シナ海の真珠」や
「癒しの島」と呼ばれていて
こんなキレイな海を見て
イライラできないと思う。

だから、ストレスがないのかな。

あ、あと春先に多くの人が苦しでいて
今や国民病ともいわれる「花粉症」が
与論島にはない。
だって、スギもヒノキもないから。

あと、食べ物がいい。

与論のもずくはめちゃくちゃ美味い。

あと、モリンガの栽培に適しているみたい。

モリンガは「生命の木」として有名で
インドやアフリカ等で愛用されている。

インド医学「アーユルヴェーダ」では
3000年以上の歴史があり、
「奇跡の木」「薬箱の木」と呼ばれ、
90種類もの栄養素があることで
300の病気を予防する樹木と言われている。

おそらく、現在知られている植物の中で
モリンガ以上の栄養素を含有している
植物は無いと言われている。

「モリンガ」は人が一日に必要な栄養分の
ほとんどを単独で補える。
つまり、地球上最強の食べ物。

あとは、ドラゴンフルーツかな。
ビタミンやミネラル、葉酸、
ポリフェノールといった女性に
ぴったりの栄養がたっぷり。

そして、人がいい。

お店の人に「まだチェックインしてないんです」
と言うと「どこの民宿?あー、連絡しとくさ〜」
っていう、ゆるさ。

そして、与論島では家にカギをかけないみたい。

「そうなんですか!?」とびっくりして聞くと、
泥棒なんかしたらこの島に
一生住めなくなるからね~アハハ、と。

信号も島に1つしかないから
みんな譲り合って運転している。

そして、その1つしかない理由がまた素敵。

信号の意味を知らない子たちが
本当に出たら危ないから教育のために
1つだけ作っているんだって。

与論島は、2023年に
「世界の持続可能な観光地TOP100」にも
選ばれたところ。

本当に魅力的だから、
行ってみてほしいな~、与論島。

END

 

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