ぼくたちは無意識的に親の価値観を
刷り込まれて育っているのですが、
今の時代に合わなかったり、
そもそも自分に合ってなかったり
することもあります。
自分に合わない価値観に従うと
必要のない苦労をしてしまうものです。
(迷惑をかける)と思って
体調不良でも休めない。
合わない環境に身を起き続けるのは
〝自分いじめ〟です。
察する能力が高い人は相手の気持ちや
状態をその人以上にわかってしまうことが
あるので、つい、自分よりも相手を
優先してしまうんですよね。
本当は自分だって心も身体も疲れているのに
「あの人も大変そうだから」と頑張って、
意識が外にいって自分が見えていないんです。
そんな自分に気付けていません。
これ、八方美人の人も多いです。
八方美人の人は人のことはよく見てるくせに
自分のことは全然見ていないんですよね。
「灯台下暗し状態」になっちゃっているんです。
人に気を遣ってしまう人は
人に甘える、依頼するってことができません。
というか、しないという選択を
しすぎて苦手になっています。
人の面倒ばかり見て、自分のことは、
誰にも手助けさせなかったら、
周りの人は「あの人は1人で何でもできる」
って〝勘違い〟されますよ。
高校生の時のボクがそうでした。
生徒会長をやっていたんですが、
体育祭を無くしたり、新しい行事を試みたり、
色々やっていましたが、
「たかとに任せていたら大丈夫!」
っていうのが、当時は重たかったです。
「期待している」「任せている」という言葉を
かけられているけど、丸投げされている人って、
世の中にたくさん居ると思います。
それに耐えてしまうと、
「できる人」というレッテルを貼られるから
何かをやり遂げても普通と思われて、
褒められないから報われた
気がしなくなるんですよね。
相手を頼ることでその人に自信を与えたり、
自分の存在価値を認識させたり、
役に立つ喜びを教えたり、
与えることの喜びを知るきっかけを
与えたりすることになります。
人に頼ることは迷惑ではありません。
人に頼ることは迷惑だなんて勘違いです。
そんな思い込み、捨ててください。
弱音を吐くことを許されなかった
家庭環境などで育った人は弱音を
吐くことを許さない人になっちゃいます。
それは強い人なんかじゃありません。
人の弱さを受け止めてあげられない
弱い人になってしまいます。
人なんて、助け合って生きていくのが、
なんぼじゃないですか。
END