幸せな人と幸せじゃない人の違いって
何なんだろう?と思って考えたら
1つの答えが出ました。
「幸せのものさし」があるか、です。
目的や目標を持つときに重要なのが
自分なりの「幸せのものさし」です。
幸せなんて、主観です。
いつも、どこかで満たされない気持ちや
心で不安がある人は「幸せのものさし」を
持っていない人がほとんどです。
そして、その「幸せのものさし」がなく
自分の価値観が明確になっていない人は、
他人の意見や一般的な価値観に影響されます。
でも、一般的って・・・
マイノリティ(少数派)ですか?
マジョリティ(多数派)ですか?
マジョリティ(多数派)ですよね。
じゃあ、幸せで豊かな人は・・・?
マイノリティ(少数派)ですよね。
だから、一般的な価値観に流されてる人は
ずっと心が満たされないんですよね。
自分の人生を自分の判断で
決めれる人のことを大人と言います。
自分で決めれない人は何歳でも子供です。
自分で決めないと言い訳が出るし、
自分で決めないと後悔するんですよね。
ボクにとって幸せとは
自分の人生に心から満足することです。
他人に決められたことをやって
他人に敷かれたレールを歩いて
他人に判断を委ねて生きていっても
幸せになれません。
・いい大学に入ろうとする
・いい会社に入ろうとする
・はやく結婚がしたい
こういう人も自分の幸せのものさしを
持っていない人がほとんどです。
だって、これらは手段ですから。
いい大学やいい会社に入ることが目的?
結婚することが目的?
そうしようと思う理由は?
親に言われたから?
典型的な幸せのものさしを
持っていない人ですよね。
高学歴で一流企業に勤めていても
幸せじゃない人はたくさんいるし
大企業で勤めていようが毎日残業で
休日は寝て過ごす人よりも
フリーターでもやりたいことをやって
毎日楽しそうに生きている人のほうが
よっぽど幸せそうです。
やっぱり、幸せって、主観ですよ。
目標や夢がゴール(目的)になっちゃうと
ゴール(目的)に到達したら、
それより先はありません。
本当は、その目的地に行くまでの
「道中を楽しむ」ことが大事です。
人生の幸せをゴールに置くと
幸せの期間は一瞬です。
山登りでいったら「山頂」だけ、
旅でいったら「目的地」だけが
幸せということになります。
つらい、苦しい、疲れた、もう駄目だ・・・
こう言いながら山頂を目指しても、
楽しくないし幸せでもないし、
たどり着ける確率も減るもでしょう。
でも、その過程も含めて幸せと思えたなら、
もちろん山頂も幸せだけど・・・
そこに辿り着くまでの道中で咲いている花や、
空気の味や、キツイ急な坂道や、
荷物の重さや、疲れたときの水、
山頂の風の冷たさまで、
「幸せ」を感じることができます。
いつも楽しくて、いつも幸せ。
ボクが一緒に居たいと思うのは
そういう心持ちの人です。
道中を楽しめる人は、
目的地が単なる通過点になります。
どんな状況になろうと、
その場を楽しめる人、今を楽しめる人。
それが「幸せのものさし」を持った人。
足るを知ると幸せになれます。
「幸せの青い鳥」という有名な
童話がありますが、
「幸せは自分の中にある」ということを
わかっているようでわかっていない人が
ほとんどだと思います。
「幸せになりたい」って言う人は
「今、幸せじゃない」と言っているのと
全く同じです。
幸せはなるものじゃなくて気付くもの
そう思っています。
END